サンフレッチェ広島レジーナ、皇后杯優勝目指して強敵、日テレ・東京ヴェルディベレーザと準々決勝で激突、女王の翼可変システムで勝負！

2023年01月14日: 編集部

画像は日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦を控えて最終ラインでの動きを確認する中村伸監督、選手は右から塩田満彩、左山桃子、木﨑あおい

サンフレッチェ広島レジーナは１月14日、広島広域公園第一球技場で”最終調整”を終え、栃木県宇都宮市に移動した。

15日には同市カンセキスタジアムとちぎで皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会準々決勝に臨む。午後２時キックオフ。NHKのBS１で生中継される。

相手は日テレ・東京ヴェルディベレーザ。

２０２２年12月４日の2022-23 Yogibo WEリーグ第５節（味の素フィールド西が丘）で対戦した際には、WEリーグ誕生から公式戦３戦全敗だった強敵に１－０で勝利した。

…ということで、相手も今回は目の色を変えてくる。

WEリーグは冬季中断期間に入っており、サンフレッチェ広島レジーナはここまで７試合２勝２分け３敗の勝ち点８で８位、日テレ・東京ヴェルディベレーザは７試合４勝１分け２敗の勝ち点13で４位。

日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦を控えたサンフレッチェ広島レジーナ、中村伸監督の話

－1週間前のWEリーグ、AC長野パルセイロ・レディース戦は０－０で引き分けました。ここまで７試合で８得点。全体的に振り返って、得点力アップをテーマにやってきて不発気味ですが…

中村　おしゃしゃるとおり、攻撃のところでもう少し得点力を増やすという部分に目を向けてやってきた中で、もう一個手前のところまではきているよねっていう話と、やれることが増えてきているというのがあるだけに、じゃあどれを抽出するかという擦り合わせのところが、増えた分ちょっとズレがあるという点ですかね。合わない部分っていうのはありますけど、みんなの中でアイディアが増えたところはトレーニングの中、ゲームの中でも出せている場面ってのは増えてきています。最後の結果にまでつながれば最高ですけど、その一歩手前まではきてる印象です。

－なるほど、で、皇后杯は一発勝負！相手が相手だけに対策は？

中村　ベレーザさん相手に、その強さをどう理解しながら自分たちが次のステージに行くためにどうか？前回のリーグ戦の時もそうでしたけど、自分たちがつながりを持って我慢強く戦い続けられるかってところが一番大事になってくるかなと思います。

－作戦上のこともあり、言える範囲で結構なのですが、相手が攻めてくる、その中でいかに守りから攻めにつなげるか…

中村　おっしゃるとおり、相手の能力が高いですしボールを握られる時間は当然あるでしょうから、そういう時間帯ではしっかり相手の良さを消しながら自分たちが我慢強く粘り強く対応する。そんな中で自分たちの流れに入った時に主導権を握るサッカーをしていきたいし、その流れで得点を狙っていきたいですね。

－選手とはどういう目標設定をされていらしゃいますか、優勝？

中村　そうですね、カップ戦なので負けたら終わりなんで一番上を目指して、という話をしています！

……

なお、前回、日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦の出場メンバーなどは次の通りでFWの谷口木乃実、上野真実コンビは今回もそのまま固定されそう。MFとDFでは一部変更が出てくる可能性がある。

理想の展開は前回同様、先行逃げ切り。０ー０や０－１の展開では右ウイングに立花葉を、前線中央に大内梨央を投入して１点を奪いにいく３バック、女王の翼可変システムにスイッチすることになりそうだ。

2022-23 Yogibo WEリーグ第５節（12月４日、味の素フィールド西が丘）
得点　63分　S広島R　中嶋淑乃（アシスト上野真実）

サンフレッチェ広島レジーナ先発（途中出場）
GK木稲瑠那
DF塩田満彩
DF左山桃子
DF中村楓
DF木﨑あおい（90分呉屋絵理子）
MF瀧澤千聖（67分立花葉）
MF小川愛（81分増矢理花）
MF近賀ゆかり
MF中嶋淑乃
FW上野真実（81分齋原みず稀）
FW谷口木乃実
（ベンチ入り）
GK福元美穂
DF川島はるな
MF島袋奈美恵

サンフレッチェ広島レジーナ、2023年初戦で左山桃子欠き、呉屋絵理子スタメンの４バックで勝負！途中から3バックにしたが０－０引き分け… | 【ひろスポ！】広島スポーツニュースメディア (hirospo.com)
（２０２３年１月７日掲載）

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