皇后杯JFA第44回全日本女子サッカー選手権大会準々決勝(1月15日午後2時3分キックオフ、カンセキスタジアムとちぎ)
サンフレッチェ広島レジーナ 0−3 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
観衆:664人
得点
44分 ベレーザ 植木理子
67分 ベレーザ 藤野あおば
78分 ベレーザ 植木理子
サンフレッチェ広島レジーナ先発(途中出場)
GK木稲瑠那
DF塩田満彩
DF左山桃子
DF中村楓
DF木﨑あおい
MF小川愛(HT松原志歩)
MF近賀ゆかり(80分増矢理花)
MF川島はるな(HT島袋奈美恵)
MF中嶋淑乃
FW上野真実
FW谷口木乃実
(ベンチ入り)
GK福元美穂
DF呉屋絵理子
FW大内梨央
FW立花葉
2021年12月29日、皇后杯準々決勝で三菱重工浦和レッズレディースを相手にシュートらしいシュートを打てないまま0-2完敗を喫してから1年とちょっと…
初のベスト4とその先の優勝を目指すサンフレッチェ広島レジーナは日テレ・東京ヴェルディベレーザ相手に前半押し気味の展開に持ち込みながら44分に先制されると後半、長いパスからのカウンター攻撃2発を決められてまたしてもベスト8止まりとなった。
カンセキスタジアムとちぎでの第2試合では20本近いシュートを放った三菱重工浦和レッズレディースが1-2でINAC神戸レオネッサに敗れた。
ベスト4の残る2クラブはアルビレックス新潟レディースとちふれASエルフェン埼玉。
サンフレッチェ広島レジーナのベスト8の壁突破への条件は先制点。前半7分には左山桃子から上野真実につないで最後は谷口木乃実がシュート!練習通りの流れで先制ゴールを狙ったが相手GK正面へ。
前半26分にも中嶋淑乃のドリブルから谷口木乃実を介して上野真実がシュートを放つがこれは枠外。このあと近賀ゆかりからのパスを受けた谷口木乃実も決めきれなかった。
それだけに前半終了間際の失点が痛かった。いや、この失点が全てと言っていいかも…先制されると、練習を重ねてきた攻撃的な3バックにスイッチできない。
痛恨の失点の場面では最終ラインの人数はいたが、マイナスのパスを受けてペナルティエリアに沿って中央へと移動してくる植木理子との距離を詰め切れず、GK木稲瑠那も反応できないコーナーにきっちり決められた。
3点目も許した植木理子は、4回戦のマイナビ仙台レディース戦に続く2得点と絶好調…
WEリーグ再開は3月4日または5日で、サンフレッチェ広島レジーナは3月11日または12日まで公式戦がない。2カ月の調整期間を使って、得点力不足の課題とどう向き合うか?難しい状況でも確実に枠内へのシュートを量産できるような、個人レベルのスキルアップも欠かせない。
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(2023年1月14日掲載)