画像は開幕第2戦のマツダスタジアム外野席、開幕戦に続いてチケット完売大入り
3月29日 ●2-3阪神(マツダスタジアム)
阪神 000 012 000・3
広島 000 110 000・2
広島通算2試合2敗
14時開始・3時間5分、31,726人
相手先発 富田蓮4回5安打1失点
広島本塁打 -
阪神本塁打 森下翔太1号2ラン
広島スタメン
一番ライト二俣翔一
二番ショート矢野雅哉
三番サード小園海斗
四番ファーストモンテロ
五番センター秋山翔吾
六番レフトファビアン
七番セカンド菊池涼介
八番キャッチャー石原貴規
九番ピッチャー床田寛樹●(1試合1敗)7回93球6安打3失点(自責3)
森浦大輔
島内颯太郎
広島は連日チケット完売の本拠地で開幕2連敗。しかも初戦に続いてまたしても阪神打線の新中軸バットの餌食にされた。
開幕戦では初回、森下暢仁が藤川球児監督から新三番に指名された佐藤輝明に2ランを打たれ、この日は床田寛樹が六回、新四番の森下翔太に2ランを許した。
広島のオープン戦1試合平均得点は1・9点だから、データ上では2ラン一発で勝ち目なし…
ただ、先制したのは広島で、四回、ファビアンの詰まった小フライがセカンド中野拓夢の横で弾んで、4・6・3ゲッツー崩れとなる間に、待望のチーム今季初得点が入った。ルーキーイヤーの2023年9月以来の先発となった左腕から、辛うじて1点をもぎ取ったかっこう。
さらに、同点で迎えた五回にも阪神二番手、工藤泰成の乱調に乗じてモンテロが押し出し四球を選んだ。
だが床田寛樹は、味方が苦労して得点してくれた直後に2度までも失点。しかも2ラン被弾に関して付け加えるならば、前年までとは一味違う森下翔太には心してかかる必要がある、ということになる。
昨季の床田寛樹vs森下翔太は15の2の3三振、打率・133だった。
この日は1、2打席ともライトフライ。しかも石原貴規とのバッテリーで五回までで真っすぐをベルトより上の内角球として使ったのは森下翔太だけ。恐らく昨季も内外角の投げ分けによってそのバットを黙らせてきたのだろう。
しかし六回の3打席目では1ボールからの2球目、真っすぐを、見事な軸回転で捉えられて打球はレフト二階席前広告直撃弾と化した。
広島の新外国人選手ふたりがしぶい働きによって挙げた2点と、ひと振りで入った阪神の2点。ファンなら、どっちがいい?
海の向こうでは本拠地に戻ったドジャースが延長十回、ムーキー・ベッツのサヨナラ3ランで開幕4連勝をマークした。ドジャースは大谷翔平の2発も含めて4試合で早や9ホーマー…
そこまではいかなくても、阪神のような勝ち方をすれば、やはりチームは乗っていける。昨季、12球団最少52発の広島打線に柵越えが出るのはいつの日か?
最後に、今回も新井貴浩監督に代わって、ひろスポ!から、プロ初の猛打賞をマークした二俣翔一に監督賞!(ひろスポ!取材班&田辺一球)
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