サンフレッチェ広島のFW石原直樹選手の動向に”全国の”サポーターの目が集中している。
4月1日からスタートした「広島初にして広島唯一」のスポーツWEB媒体「ひろスポ!」の全記事の中で、これまで最もアクセス数が多かったのは11月3日午後11時42分にアップした「黒田博樹の国内復帰と、阪神の新井貴浩が広島の新井貴浩に戻る日…」で、これまでに1万5407アクセスを記録している。
hirospo.com/carp/9902.html
ところが12月8日の午後9時4分にアップした「浦和レッズへの移籍報道が続くFW石原直樹、サンフレッチェ広島の”感謝の夕べ”欠席」はわずか2日で1万2621アクセスとなり「ひろスポ!」通算アクセスランキングで一気に2位に浮上してきた。http://hirospo.com/pickup/11458.html
プロ野球でもJリーグでも「移籍選手」記事は”書いたもの勝ち”。「石原移籍」報道は11月30日付日刊スポーツが「決定的」と報じたことなどで先鞭をつけたが「ひろスポ!」の記事の中でも「浦和レッズへの移籍報道が続くFW石原直樹のサンフレッチェ広島退団が決定的になった。広島市内で12月8日、夕方から開催された”2014株主・スポンサー感謝の夕べ”に石原の姿を見ることはできなかった」と報じた。
群馬県高崎市出身の石原は、群馬県の高崎市立高崎経済大学付属高校を卒業後、2003年にJ2の湘南ベルマーレに入団。6シーズンを送ったあと2009年から3シーズンはJ1の大宮アルディージャで活躍しており、”拠点性”を考えた場合には間違いなく広島より関東ということになる。
しかし、サンフレッチェ広島では2年連続の二けた10得点をマーク。自身の持ち味を存部に引き出してくれる魅力が今の環境にあることは周知の通り。ただ、「規律」を一番重んじる森保監督の下で今季、その方針に抗う行動があったことも事実だ。
サンフレッチェ広島は経営規模からしてもビッグクラブとの”金銭闘争”に身を投じるようなことはしない。そしてクラブの理念や目指すべきチームの姿を明確に提示して、誠意を持って選手には当たる姿勢を貫いている。
ゆえに決めるのは選手自身…。あとは石原の決断だけ。そしてチームは来週早々には練習オフ期間に入る。