J1王者の叫び!サンフレッチェ広島サポーター「サッカースタジアムは広島市民球場跡地」を開幕戦から訴える!
サンフレッチェ広島の2016年シーズン開幕戦が2月27日、ホームのエディオンスタジアム広島で行われた。
2万2000人前後の集客が見込まれたが、雨と寒さもあって客足は1万8120人に止まった。
それでも強敵、川崎フロンターレとの一戦に雨具で紫に染まったスタンドは大いに盛り上がった。
そしてサポーターズシート最前列には今年も「サッカースタジアムは市民球場跡地」の横断幕が掲げられた。2月23日、同じくエディオンスタジアム広島で開幕したACL初戦の時は「アジアを紫に染めろ」だった。
ACL開幕戦の横断幕
横断幕はその時々のみんなの思いを反映している。そして、これだけ明確にサンフレサポーターがスタジアム建設場所を「旧広島市民球場跡地」としているにもかかわらず、ほとんどと言っていいほど地元メディアはこれに食いつこうとしない。いや食いつけないでいる。
その理由の一端に「食いつこう」ものなら「即座に目に見えない力が報じた側に及ぶ」(メディア関係者)という広島ならではの裏事情がある。
だが、一部関係者にとっての不都合な真実に、いつまでも目をつぶっている訳にはいかないだろう。
一方で、メディアのこうした偏った報道姿勢に適正な修正を加えるのはまさに「読者」「視聴者」の役目、でもある。
昨今、メディアでも論じられているサッカースタジアム問題は、根本的な問題として客観的な視点に欠けている可能性がある、ということをもう「読者」も「視聴者」も気づいている。それはひろスポ!に世界中から寄せられる声を見ても明らかだ。
広島新サッカースタジアム取材班