サンフレッチェ広島は12月27日、GK増田卓也、DF大谷尚輝、MF川辺駿の期限付き移籍について発表した。
増田は今季J2で15位のV・ファーレン長崎へ期限付き移籍する。広島高陽FCから広島ピジョンFC、広島皆実高校に進み流通経済大学卒業後、サンフレッチェ広島へ。U-18日本代表からU-23日本代表までを経験した逸材だが昨年、今年とJ1リーグ戦での出場はゼロに終わっていた。移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日。
増田選手コメント「2016年も熱いご声援、ご支援ありがとうございました。来季、V・ファーレン長崎でプレーすることになりました。長崎で経験を積み、成長してまた広島に帰ってきたいと思います。いつも応援してくださる方々に、直接お伝えすることができなくて申し訳ありません。これからも応援よろしくお願いしマス!」
また、J2今季7位のFC町田ゼルビアに育成型期限付き移籍(18歳から23歳の選手が所属チームより下位リーグ のチームへ移籍する場合に限り、登録期間外であっても期限付き移籍を行える)をしていた大谷は、2017シーズンは同クラブに期限付き移籍することになった。
大谷は1995年9月生まれの21歳。 サンフレッチェ広島ジュニア、サンフレッチェ広島ジュニアユース、サンフレッチェ広島ユースからサンフレッチェ広島へ加入した地元生え抜き選手のひとり。J1では公式戦出場経験なし、J2ではリーグ戦11試合で0得点、さらなる経験が求められている。移籍期間は同じく 2017年2月1日から2018年1月31日。
大谷選手コメント「2017シーズンは町田でプレーすることに決めました。 町田で多くの試合に出場して、成長した姿を見せられるように頑張りますので、 今後も応援よろしくお願いいたします」
同じく広島生え抜き選手で「将来の幹部候補生」(関係者)とも言われる川辺はジュビロ磐田へ期限付き移籍を延長する。
川辺は2015年、J2リーグ戦33試合で3得点でジュビロ磐田のJ1昇格に貢献。今季もJ1リーグ戦26試合で2得点だった。移籍期間は同じく 2017年2月1日から2018年1月31日。
川辺選手コメント「 来シーズンもジュビロ磐田でプレーすることになりました。 今までの人生で一番悩みました。 色々な方の意見を聞き、いろんな選手を見てきた中で決断しました。 今年得た自信を確信に変えて、選手としても人としても成長して、 結果を残して、また広島に戻れるように頑張ります」