リオデジャネイロ五輪、サッカー男子1次リーグB組
日本対ナイジェリア(日本時間8月5日午前10時キックオフ、マナウス・アマゾニア・アリーナ)
1968年のメキシコ五輪以来のメダルを目指す手倉森ジャパンは試練の船出となった。
ナイジェリアの動きを抑えきれず、前半13分までに2-2と大荒れ気味の展開に…。センターバックでスタメン出場の塩谷司(サンフレッチェ広島)が懸命に守ろうとするが、自陣ゴール前はなかなか落ち着かない。
前半42分に勝ち越されて2-3で後半へ。
しかし後半6分、塩谷が与えたPKをオグヘネカロ・エテボに決められて2-4。オグヘネカロ・エテボはハットトリック。
後半7分、MF原川力(川崎フロンターレ)に代わって浅野拓磨(アーセナル)がピッチへ。
後半21分、またもオグヘネカロ・エテボにやられて致命傷となる5失点…
それでも浅野は後半25分、ゴール前に飛びこんでゴールを決めてこれで3-5。その1分後にも完全に裏を取ったがこれはオフサイド。
ロスタイムに入り鈴木武蔵(アルビレックス新潟)がゴール。しかしあと1点が届かず、「ナイジェリア戦がメダルへのすべてだ」とした手倉森監督の構想は早々と瓦解した。