2016プレナスなでしこリーグ2部、第15節(9月25日、三次市みよし運動公園陸上競技場)
アンジュヴィオレ広島は日体大FIELDS横浜と対戦。2-1で迎えた後半アディショナルタイムに赤嶺美月のヘディングシュートで同点に追いつき貴重な勝ち点1を奪い取った。
アンジュヴィオレ広島スタメン
GK 清水亜紀
DF 櫻林亜佐子、齊藤仁美、武田裕季、石川詩織
MF 倉本あや、小松未奈、渡辺和美、赤嶺美月
FW 王湘惠(ワン・シャンウェイ)、内山朋香
5月のアウェー戦では2-5と大量失点した相手に対し、アンジュヴィオレ広島は前半18分、サイドからのクロスでまたしても先制点を献上。
しかし、前半27分、櫻林亜佐子の縦パスを受けた内山朋香がGKの頭上にうまく浮かせて同点ゴール!
後半に入るとアンジュヴィオレ広島は水野祐里、山口友里を投入して勝ち越しを狙ったが逆に43分、痛恨の失点。苦しい展開の中、今季最多の964人のサポーターの声援が試合終了間際の同点劇を呼び込んだ。
「ようやくチーム力が落ち着いてきた。2点目のCKからの失点、選手交代の際の指示が不足して相手をフリーにさせた。ただ決定的なミスが出なかったので皮一枚繋がった。残り3試合全勝を目指す」(奥村優之監督)
下位リーグ自動降格の最下位に沈むアンジュヴィオレ広島はこれで1勝3分け11敗の勝ち点6。残り3試合で最大勝ち点は15。
9位のFC吉備国際大学Charmeは勝ち点13(残り3試合)、8位のASハリマアルビオンは勝ち点14(同2試合)。7位のニッパツ横浜FCシーガルスは勝ち点16ですでにアンジュヴィオレ広島は届かない。
アンジュヴィオレ広島はこのあと次節(10月1日)でFC吉備国際大学Charmeを、最終の18節(10月16日)にASハリマアルビオン戦を残している。ともにアウェーの戦いとなるが勝ち続けることで2部残留の可能性は広がっていく。