Vプレミアリーグ 男子 は、先週でレギュラーラウンドを終了し、今日から「ファイナルラウンド」に入りました。
先ずは、上位6チームによる総当たり戦「ファイナル6」です。
レギュラーラウンドの通過順位により、「持ち点」があり、首位通過のJTサンダーズは、5ポイントを持って「ファイナル6」に突入しました。
今日3/1は、6チーム全部を、大阪中央体育館で見ることが出来る貴重な1日でした。
(①パナvsジェイテクト②JTvs合成③堺vsサントリーの3試合が、大阪中央体育館で行われたため)
ところが、各チームの応援団は頑張っていたものの、アリーナ席はガラガラ…という寂しい状況でした。まだ、第2試合のJT戦は人が居た、と思えましたが、第1試合第3試合は空席が目立ち…どうしたものかと思いました。
来年からは、広島でやりましょう。マジ。
さて、因縁の、豊田合成と「ファイナル6」初戦を戦うことになったJTサンダーズ。
持ち点はあっても、今日の試合でポイントも取れずに敗れると、合成がJTより上に出てしまう。
「ファイナル6」は過酷な戦いです。
負けられません。
結果は、
26-28
25-20
19-25
30-28
17-15
セットカウント3-2で、この死闘を制しました!
勝ち点2をゲット。
持ち点と合わせて、ポイント7となり、「ファイナル6」初戦で、首位をキープしています。
今日のスタメンは、
WS越川・小澤
MB町野・安永
OPレオ S深津 L酒井。
第2セット後半から
小澤→八子。
第3セット後半から
深津→井上。
ピンチサーバーとして、安井が安永に代わって毎セットのように出てきました(安永、サーブミス多過ぎ)。
合成はJTに唯一勝ち越しているチームなので、お得意様意識があるのと、イゴさんが気合いを入れまくるので、もつれるとは覚悟してました。
試合前から、イゴさんがJTチームに対して挑発的な態度だったり、チーム警告をまた出されたり…。
第1セットの入りから、イゴさんの連続アタックポイントがあり、3点のビハインドを背負うと、1点差まで詰めるとサーブミスが出る…を繰り返し、21-24のセットポイントまで行ってしまいます。
ここから、越川さんのノータッチサービスエースを含む連続ポイントで、24-24のデュースまで追いつきます。最後はセットを失いますが、今日のJTの粘りに、表に闘志を出しまくっている合成チームとはまた別の「静かに燃える」ものを感じました。
第2セットでの切り返しは見事でした。
3-3から町野のサーブ時に、ブロックや相手のアタックミスを誘い7-3までリードし、常に2~7点のリードをして試合展開をします。
小澤くんがイゴさんのサーブを2つミスったところで、スパッと八子くんにスイッチ(まだ、3点リードしてましたけどね)。
これが良かった。
八子くんの調子も良かった。
第3セットは、調子に乗せてはいけない男・高松のサーブで4連続ポイント。
10-17と差が開いた時に、セッターを井上に交代しますが、そのままこのセットを落とし、勝ち点3を取る可能性はなくなりました。
セッター井上、WS八子をそのまま入れて、第4セット。
3点リードしていた序盤ですが、白岩のサーブの時に連続3ポイントを許し、追いつかれます。
中盤は逆転され、再逆転し、と目まぐるしく試合が動き、セカンドテクニカルタイムアウト以降はJTがリードして試合展開しますが、23点時にまたもやイゴさんのアタックで同点。
合成に再三マッチポイントを握られながらも、追いつき、最後の2ポイントは高松のサーブミスと高松のサーブレシーブミスで、30-28でJTが取り、セットカウントを2-2の振り出しに戻し、ポイント1以上ゲットする事が確定。本日中に合成と順位が入れ替わる可能性は無くなりました。
試合は第5セットに入るわけですが…
ホントにこの試合負けなかったJTは凄いと思う。
合成のイゴールは第1セットから気合い十分の絶好調なわけですが、こちらはレギュラーラウンドはスタメンだったMB筧本がベンチ外。レオがすこぶる“不調”で、サーブがほとんど入らない。アタックも決まらない。そんな状態だから、八子を入れて攻撃の手札を増やした。
そんな状態で、よくぞこの試合を競り勝った、と。
調子が悪い中、第5セットは打点を少し高くして対応してたレオ。打てないのもあるのか、回転したりスライディングしたりして良くレシーブを上げていたレオ。
最後の2ポイントは、八子くんの素晴らしいアタックと、マッチポイントでの熱いラリーの中で冷静に高松をドシャットした町野さん!
「正直、疲れました」と、試合後のヒロインで越川さんが言ってました。
第1試合では、パナソニックがフルセットの末にジェイテクトに負けたり、第3試合では、サントリーが堺から1セットも奪えず0-3負けしたり。
「ファイナル6」は波乱だらけ。
順調にポイントを伸ばしたJTが、2位以下に3ポイント差をつけて首位です。
次の試合は、3/8に、勢いに乗る「堺ブレイザーズ」と対戦します。
巡り合わせの“妙”なんですかね。
今月終了する時に、満面の笑み、になれるように、応援も頑張ります!
(文責・ちゃこ)