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2014年04月21日
編集部編集部

侍ハードラー、広島の真ん中で広島を語る(為末大、ひろスポ!開設記念特別インタビュー#6)

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球場跡地で大野豊さんと話し込む為末大さん
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広島市民球場跡地で、大野豊さんと広島のこどもたちの未来について話し合う為末さん

まず、一度学生として広島に来てもらうという発想で

為末 フェイスブックでも、広島がやれば国内都市の中でも上位に行くと思うし、広島に住んでいる外国の方に書き込みを許可して、どんどん画像などをアップしてもらうんです。たぶん、みなさん無償でやってくれると思いますよ。おカネをかけずに広島のありのままの姿を世界に発信する方法はいくらでもあるんじゃないでしょうか。

日本国内では少子化の問題が言われ始めて久しいのですが、同じような悩みを抱える国では移民以外でこの問題に対抗したところはありません。しかし、日本にいきなり外国の方がたくさん入ってきていいか、というとこれもなかなか大変です。それなら学生として一度、日本に来てもらって、それから根付いてもらうのが一番だと思うんです。

広島が国内のモデルケースに

―そうですね。仕事、観光で広島に来るのと、学びで来るのでは広がりが違ってきます。広島で日本語を学んだ学生が広島を好きになってくれて将来、この街で暮らしてくれれば人口減少問題の対抗策にも成り得ます。少しずつ広島が変わっていくその姿を、広島のモデルケースを東京に示していくような立場にならないと…、という話なんですね。広島がモデルケース」という意識を我々が持てるかどうか、ですね。

為末 そこなんです!僕は「スポーツ平和学」という世界的にまだあまり例を見ないジャンルにすごく興味を持っています。国連でも紛争地帯でスポーツをうまく使い平和に持ち込むという試みが行われています。いろんなことにスポーツを使えるんじゃないか、ということです。

例えば引退したオリンピック選手がみんなこの広島に来て、ここで学んでそのあと「スポーツ平和大使」としてアフリカやアジアの国々に入っていく。それが引退後の人生の、セカンドキャリアの選択肢のひとつになればいい、とそんな風に考えます。

スポーツ平和学とスポーツ平和大使…

広島は世界の五輪選手の学びの拠点になれるはず

―せっかく1994年に広島アジア大会を開催したのにそれ以降、ぼやけていた広島の進むべき道が見え始めました。

その国連組織のアジア地区の活動拠点が、今我々がいる紙屋町交差点のカフェから徒歩5分もかからない広島市民球場跡地に建設される、しかもその施設は国際交流に最適と言われるサッカースタジアムを中心とした多目的スタジアムに組み込まれている、というのはどうでしょうか?

市民球場跡地でストレッチするこどもたち
今はこどもたちの”広場”にしかならなっていない 広島市民球場跡地に、学びと文化と交流 と、そして広島スポーツの拠点を作り、 世界のオリンピック選手が集う…

市民球場跡地に新サッカースタジアムを建設して「サッカー学部」のある大学を併設

為末 いいですね!しかも大学の施設と一緒でいいと思います。サッカー場もあるけどその横にそういう建物が併設されていればいいんです。そこには日本初の「サッカー学部」があったりするといいですね。とにかく広島は既存のこの国の発想から飛び抜けていい街なんですから、スポーツ文化などキラーコンテンツをしっかり活用して世界に出て行って欲しいと思います。

―非常に興味深いお話になってきたところで今回は時間切れとなってしまいました。最後に為末さんのこれから、について簡単に教えてください。

為末 僕が今、力を入れているのはスポ―ツで社会の価値を見出していくっていうところなんです。2020年の東京オリンピックも意識しつつ、いろいろな側面から応援していけたらな、と考えているところです。

―東京まであと6年しかありません。すぐですよね。広島のアスリートがたくさんその舞台に立てるよう、為末さんぜひ再々広島に戻ってきてこれからも子供たちと触れ合ってください。ありがとうございました。

為末 ありがとうございました。

 

為末大(ためすえ・だい) 1978年5月3日生まれ、広島市佐伯区五日市出身。五日市中学2年生で15歳の時に、100メートルジュニアオリンピック記録を更新。

広島皆実高校2年時に100メートルで同級生に勝てなくなりハードルへの道を模索するようになる。

法政大学に進学し、20歳の時に大学選手権400メートルハードルで優勝。22歳でシドニー五輪に出場するが予選敗退。大学に残り、23歳で挑んだ2001年世界陸上エドモントン大会で日本人選手トラック競技初のメダルとなる銅メダルを獲得。

大阪ガスに就職するが、2004年にプロ選手に転向。翌2005年、世界陸上ヘルシンキ大会でも銅メダル。オリンピックも2004年アテネ、2008年北京と3大会連続で出場。

「侍ハードラー」の呼び名で長らく日本陸上界をけん引し、2012年に34歳で引退。「諦める力」(プレジデント社)ほか著書多数。

現在は株式会社侍で「為末大学」(http://tamesue.jp/)を主催。学校体育、社会体育などの場で「走ること」などを通じ、スポーツの普及・振興に務めている。

ツイッターのフォロワー数が20万人を超えており、その発信力は常に注目されている。

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