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2017年08月23日
編集部

数々の記録と記憶に残るプレーを残し広陵と中村奨成の甲子園は準優勝に終わる

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(第99回全国高校野球選手権大会第14日決勝、8月23日、甲子園)

広陵(広島)が花咲徳栄(埼玉)の猛打の前に14対4の大差で敗れ、夏初優勝はならなかった。花咲徳栄は埼玉県に初めて真紅の優勝旗をもたらした。

広陵は13安打を放ったがそれを上回る16安打を打たれ、守りのミスも絡んで五回に6失点、六回に4失点。準決勝までの勢いが影を潜めた。

大会新記録の6本塁打を放ち注目された広陵の三番、中村奨成は初回、2点を先制された直後、1死一塁の場面でボールカウント2-2から花咲徳栄の先発右腕、綱脇慧が投じた8球目の外角高めの直球をフルスイング。ライナー性の打球は左翼線への二塁打となった。

しかし、このあと広陵の三、四番が凡退。初回にアンラッキーな2点適時内野安打で先制されたのも痛かったが、ここで無得点に終わったのも大きかった。

中村は3点を追う三回の第2打席、一死走者なしの場面では綱脇の外角スライダーにバットが空を切った。今大会初三振。

五回の第3打席は無死二塁の場面で相手のエース、清水達也の代わりバナを叩いた。痛烈な当たりはサード髙井悠太郎の好守に遭い、外野に抜けず内野安打となった。大量6点を失った直後の攻撃だっただけに、ここも転機のひとつになった。次打者村上嘉一が二ゴロ併殺打に倒れるなどしてけっきょくこの回1点止まり。

七回の第4打席は先頭バッター。ボールカウント1-2から清水のフォークに空振り三振。

14対4で迎えた九回の第5打席は一死一塁の場面で、清水が投げ込んできた渾身のストレートを左翼線二塁打にした。

中村は今大会通算19安打で大会タイ記録。また、二塁打も通算6本として1大会最多二塁打記録に並んだ。

だが、これまで中村までうまく繋げての大量得点、あるいはどこからでも打線が繋がる攻撃を得意としていた広陵打線は、球威抜群の清水を攻略しきれなかった。

逆に継投策をことごとく成功させてきた山本雅也がバックのミスにも足を引っ張られて五回途中でエース平元銀次郎を救援してからも失点を重ねた。

また決勝のまっさらな先発マウンドに上がった平元も4回3分0、被安打8、四球3、死球1の7失点で役割をまっとうできなかった。

 

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