2月8日、朝のキャッチボールでも大瀬良から、あのスマイルが消えていた
広島の大瀬良が2月8日、日南キャンプでブルペン入りを見合わせた。9日もブルペンに入らず、コンディションの状況をあげる。
大瀬良は7日にフリー打撃で打者に対して初めて投げたが、いきなり最初の庄司に対して20球の半分がボール球だった。
昨年のこの時期、先発ローテ定着を目指し調整を進めていた大瀬良は、交流戦に入って結果を残せなかったこと、プラスチーム事情で中継ぎに転向。セットアッパーも務めたが、シーズン終盤は勝敗のかかる場面で全力投球を繰り返した。
先発とは違って、1球ごとフルパワーで投げたことにより、体の感覚が今、大きく変わっているのではないか?
そうなると、以前の投球バランスを取り戻すのは容易ではない。
「マエケンさんの抜けた穴をできるだけ埋めたい」とするプロ3年目の本格派右腕がが頻繁な配置換えの影響をモロに受け、大きな壁にぶち当たった可能性がある。
ボールを握らず、フィジカル面と向き合う