画像は福山駅から三次市の塩町駅までを結ぶ福塩線電車内のファジアーノ岡山ポスター、もちろん広島都市圏では見られない代物だ
サンフレッチェ広島は12月18日、今シーズンまで3季に渡ってJ2のファジアーノ岡山で監督を務めていた有馬賢二氏が2022シーズンよりトップチームコーチに就任すると発表した。
ファジアーノ岡山では11月24日、有馬氏の退任を発表した。岡山でのJ2リーグの成績は9位、17位、11位だった。
有馬氏は1972年11月26日生まれの49歳で、神奈川県出身。ポジションはFW。柏レイソル、コンサドーレ札幌、横浜FCでプレーしたあと、FC東京で指導者としての道をスタートさせた。
指導経験豊富で年齢的にも申し分ないが、隣県でありながらほとんどつながりのないファジアーノ岡山からの”人材”交流は異例。しかもミヒャエル・スキッベ監督の1年目を、16日に発表されたドイツ人指導者で、昨シーズンはハノーファーでコーチを務めていたセハット・ウマル氏(39)とともに支える重要な役目となる。
有馬氏の指導歴
2003年~2004年 FC東京 普及部コーチ
2004年~2008年 FC東京 U-18コーチ
2009年~2010年 FC東京 トップチームコーチ
2011年~2013年 FC東京 U-18コーチ
2014年~2015年 Y.S.C.C横浜 トップチーム監督
2016年~2018年 ナショナルトレセンコーチ
2017年 U-15日本代表監督
2018年 U-17日本代表監督
2019年~2021年 ファジアーノ岡山 トップチーム監督
セハット・ウマル(Serhat Umar)氏の指導歴
2015年 エスキシェヒルスポル(トルコ) アシスタントコーチ
2017年 ギョズテペSK(トルコ) アシスタントコーチ
2017年~2019年 イェニ・マラティヤスポル(トルコ) アシスタントコーチ
2020年 アクヒサル・ベレディイェスポル(トルコ) アシスタントコーチ
2020年~2021年 ハノーファー96(ドイツ) アシスタントコーチ