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2025年11月08日
編集部

あすの広島県知事選を前にJ1リーグ優勝ならず…でもサンフレッチェ広島には今やカープをしのぐ勢い、平和都市広島でのあるべき姿とは?

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エディオンピースウイング広島
  • 3

    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は、ルヴァンカップ優勝を祝してレインボーカラーにライトアップされたエディオンピースウイング広島で多くの人々の共感を呼んだ

 

明治安田生命J1リーグで首位を行く鹿島アントラーズは11月8日の第36節で横浜FCを2-1で破り勝ち点70とした。2位の柏レイソルも名古屋グランパスに勝ったため両者の勝ち点差1は変わらない。30日の次節で鹿島〇、柏●なら鹿島が9年ぶりのJリーグ制覇を決める。

 

この結果を受けて、わずかにJ1王者の可能性を残していたサンフレッチェ広島の優勝はなくなった。あす9日の第36節、浦和レッズ戦(エディオンピースウイング広島)を控えての勝ち点59で残り3試合全勝でも勝ち点は68にしかならない。

 

昨年12月、優勝の可能性を残したサンフレは第38節(最終節)でガンバ大阪と対戦したが、優勝には届かず…。第35節までは首位に立ちながら2位に終わった。

 

これでミヒャエル スキッベ監督の下でのリーグ戦成績は、2022年と23年の3位と合わせていずれも惜しいところで優勝には届かなかった。しかし今季に関して言えば4冠のうちすでにJリーグYBCルヴァンカップで2度目の優勝を果たしており、この先天皇杯、AFCチャンピオンズリーグエリートの2つのタイトル争いを残している。

 

そう、サンフレサポーターにはたくさんの夢がある。

 

そして何より、サンフレにはそんなサポーターや市民・県民の圧倒的なアシストを追い風にしたJリーグトップレベルの推進力がある。今季の最終節は12月6日(土)の湘南ベルマーレ戦(エディオンピースウイング広島)だが11月7日の時点ですでにチケットは完売。クラブ公式Xでは「クラブ史上初となる“リーグ戦全試合・全席種完売”を達成しました」とパーフェクト宣言!続けて「ここまで共に戦い続けてくれたファン・サポーターの皆さまのおかげです。心より感謝申し上げます」「これからも引き続き、超ぶちあつな応援をよろしくお願いいたします」と綴っている。

 

岡山でもJ1昇格1年目のファジアーノが今季のホームエリアチケット全試合で完売と超えれー熱い状況が続いている。隣県同士、いいことだ。

 

サンフレの場合はもちろん2024年2月に開業したホームスタジアム=エディオンピースウイング広島なくしてこうはならないが、逆に言えば街中にニーズやコンセプトにマッチする舞台装置を作れば、十分にクラブの魅力を引き出せるし、何より県民が笑顔になれる。そのことが証明されたかっこうだ。

 

ちなみにあす9日には広島県知事選挙があり、3人の候補者のうちのひとりは「湯崎県政を継承する」としているが、湯崎・松井の広島2トップは「広島みなと公園」(宇品地区)への新サッカースタジアム建設案に固執し、7年近くも建設着工時期を遅らせた。その罪滅ぼしもろくにしないまま、どうやら湯崎英彦知事は活躍の舞台をこの先、県から広島市に乗り換えようとしてないか?

 

湯崎県政で言えば今回、「継承する」としている候補者のポスターは株式会社みづま工房で印刷されている。松井一実市長の選挙ポスターもそうだった。

 

カープグッズの商品化やイヤーブック制作を長らく請け負っていたみづま工房は、しかし球団側から「みずま外し」(関係者)に遭い、紆余曲折あって、最終的に2021年の代表取締役社長交代を経てカープ球団の子会社になり事務所も移転した。その際には松田家の松田佐栄子氏や広島東洋カープ・入場券部長の島井誠氏が取締役に名を連ねていた。

 

長らく現場を取材してきたひろスポ!は、広島東洋カープの松田元オーナーが、地元メディアへのプレッシャーほか、あの手この手で新サッカースタジアムの旧広島市民球場跡地への建設を妨害した形跡を確認している。松井・湯崎2トップの「広島みなと公園案」も、結果的にはその流れに沿ったものだった。

 

だが、現状はどうか?というとマツダスタジアムには秋風とともに閑古鳥…おそらく、いやまず間違いなくサンフレはカープの失敗を反面教師として、平和都市ヒロシマを拠点とするクラブとしての存在意義を最大限に生かしつつ、サッカー×エンタメの魅力を大人から子供までに、しかも試合のない日も含めて提供しようとしているように見える。

 

広島は、野球王国であると同時にサッカー王国だが、競技人口で言えば野球は完全に先細り、サッカーは幅広い世代で男女がプレーするし、市内の公園や広場にはサッカー、バスケのボールが転がっている。バットやグラブは少数派になりつつある。

 

カープネタについて、ひろスポ!と共通の視点を持つ(勝手に推測)アサ芸プラスが7日に<「弱い&スタンド空席」のカープはサンフレッチェを見習って変革せよ!広島の街を席巻する「熱気の生み出し方」>のヘッドラインの記事をネットにアップしたばかり。いつもそうだが(ケン高田)署名となっている

 

記事内容を勝手に要約、拡大解釈すると…

 

・Jリーグは昇降格あり、NPBはなし、JとNPBでは緊張感が違う、カープは積極補強や新たな取り組みの姿勢が乏しい、成績にあまり関係なく安定収入があるから、やるべきことが後回しになる

・成績もカープはサンフレに「大きく見劣りする」し、あれほど盛り上がっていたマツダスタジアムスタンドに向けた演出も超マンネリ。

・「マツダスタジアムにもう一度、あの熱気を取り戻すには、すぐ隣にある成功例から学べるかどうかが大きなポイントとなる。広島は野球もサッカーも熱い街だ。両者が盛り上がれば、街全体の空気まで変わる」(この部分、そのまま原文を引用)

アサ芸プラス
「弱い&スタンド空席」のカープはサンフレッチェを見習って変革せよ!広島の街を席巻する「熱気の生み出し方」

 

 

さすがはアサ芸プラス!と拍手を送りたい。いつも断るがひろスポ!はケン高田なる人物とは面識がない。だが、そこに書かれていることは100%納得、だしアサ芸プラスが書かなけばひろスポ!が書いている。

 

熊の出没するような、かつてのサンフレのホームスタジアムにサポーターが通っていた時代には、広島の街中で見るのは赤いユニホームが95%ぐらいだったと思う。だが、今は違う。人気スポットになったJR広島駅ビル界隈を回ると、試合日には赤と紫のユニが並んで飲食している場面によく出会う。

 

これでこそ広島。

 

だが、コロナ禍以前には当日券がほとんど手に入らず、高額転売が横行し、贈収賄事件まで引き起こしたカープチケットは、今やいくらでも手に入る状況となっており、ひとたびそうなるともうなかなか元には戻らないだろう。

 

だいたい、コロナ禍にあっても払い戻しにも応じないなど、散々ファンを蔑ろにしてきたのカープ球団のやり方は天に唾を吐いたも同然だし、満員御礼続きで得た蓄えや、マエケンや鈴木誠也をメジャーに送り出した際の譲渡金をアサ芸プラスが言うような“投資”にほとんど回さないのだから「マンネリ」で「飽きられている」という声が上がるのは当然だ。

 

カープ球団の場合、松田元オーナーのジャッジによって全ての物事が決まる。ドラフト会議にオーナーが列席するのはカープだけ。ファンもいい加減、そのあたりのカラクリに気づいた方がいい。2013年にカープ常務取締役・オーナー代行に就任した松田一宏氏も、さすがにもう経営に新風を吹き込みたいのではないか?

 

プロスポーツ組織の価値はどれだけの人を集めるか?で決まる。Bリーグが2026年から新リーグ、Bプレミアに移行するが、ここでも入場者数やそれに伴う売り上げがライセンス取得の条件となっており、勝ち負けはあくまで入場者数を増やすための手段に過ぎない。

 

エディオンピースウイング広島の今季のリーグ戦平均入場者数は現状では上限いっぱいの2万5000人を超えており、今季のマツダスタジアムの2万8000人強にかなり近づいた。しかも「平和の軸線」にホームスタジアムが位置するサンフレは原爆死没者慰霊への献花などを欠かさず、広島の心をサポーターと共有する姿勢を崩さない。で戦後80年のこの夏すら献花もしないカープ球団とは、いったいどういう存在なのだろうか?(広島スポーツ100年取材班&田辺一球)

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