こどもの日前日、野球の神様の”ご加護”?によって巨人にサヨナラ勝ちを収めた広島が5月5日は実力で正真正銘の連勝を目指す。
両軍先発は前田健太と杉内。投手戦が期待される。
ただ、前田にとっては初回、「一番金城」との対決がいきなりではあるが最大のヤマとなる。
巨人・原監督が前日の橋本から一番を金城に入れ替えたのにはワケがある。
4月9日、前田は菅野とマツダスタジアムで投げ合い7回無失点の「スミ1」で勝利を手にしたが、この時、一番金城との対戦は二ゴロ、四球、右前打、二塁後方へ落ちる安打で金城に軍配が上がった。
4月22日、栃木での二度目の対戦の時には前日に一番を打った長野に代えて起用した「一番金城」策がハマり、初回いきなりの右前打のあと、送りバント、坂本タイムリーで金城が先制のホームを踏んだ。そしてこの「スミ1」が決勝点になり、菅野が見事リベンジを果たした。
前田は3月27日のヤクルトとの開幕戦(同じくマツダスタジアム)でも先頭の山田に中前打され初回に1点を失うなどなぜか”入り”で苦労するケースが今季は目立つ。
なお参考までに言うと4月15日の松山坊ちゃんスタジアムでのヤクルトとの2度目の対戦でも先頭の山田を歩かせてやはり失点している。