広島は5月22日からマツダスタジアムにヤクルトを迎えて3連戦。現在、借金「6」の単独最下位だけに、交流戦前、最後の同一リーグ戦で何とか大型連休のころに続くコイの滝登りといきたいところだ。
しかし、先ごろ連敗を9で止め、さらにDeNAに勝ち越してマツダスタジアムに乗り込んでくるツバメの方はすでに上昇ムード。昨夜も延長サヨナラ勝ちと威勢がいい。
今夜の両先発は広島が黒田、ヤクルトが小川。
まず小川の方だが開幕戦のマツダスタジアムで前田健太と投げ合ってここは痛み分け。ただ試合の方は延長11回、ヤクルトが4-2で競り勝った。
小川は5月1日の神宮で黒田と投げ合い四回、梵にスリーランを許したが7回3失点で勝ち投手。試合は5-4のスコア。
黒田は開幕第3戦のマツダスタジアムでヤクルト相手に広島復帰後、初登板。7回無失点で初勝利をマーク。試合のスコアは2-1だった。
…ということは黒田と小川が投げた試合はすべて僅少差ゲームである。
ちなみに広島はここまで延長戦は6戦全敗、ヤクルトは同6戦全勝…。
きょうから再調整を終えたエルドレッドがスタメンに名を連ねる広島は、打線の奮起により9回決着に持ち込めるか?右足首の状態が万全でない黒田の投球にも注目したい。