広島が一、二軍合わせて相手のワイルドピッチ5個で6点を”もぎとる”珍記録を5月30日にマーク。揃って白星を収めて6月戦線に弾みをつけた。
この珍記録で先行したのは午後12時30分プレーボールの山口・由宇練習場で行われたウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦。
広島二軍はこの試合、3点を追いかける八回、ソフトバンク4人目中村恵のワイルドピッチで2者が還って1点差に詰め寄ると九回もソフトバンク6人目、巽のワイルドピッチで同点に追いつき最後もワイルドピッチでサヨナラ勝ちした。
一軍も負けてはいない!?午後2時プレーボールのオリックス戦(京セラドーム)で1-1で迎えた六回、新井貴浩、シアーホルツの連打で無死一、三塁として打者エルドレッドの初球、無言の圧力でオリックス先発の金子千尋からタイムリー暴投を引き出し勝ち越しに成功。
3-3の同点に追いつかれた直後の九回にも一死三塁、打席に丸という場面でオリックス4人目、平野佳の初球がワイルドピッチとなり二軍と同じく決勝点が転がり込んできた。
なお広島二軍は2位ソフトバンクに6ゲーム差をつけ首位を快走中。広島一軍はオリックスとセ・パ最下位同士の激突のまっただ中…。