どこよりも早く広島・大瀬良大地のクローザー転向を”アピール”してきた「ひろスポ!」だがその可能性がますます高まった?
今季9度目の先発マウンドに上がった2年目右腕はマツダスタジアムの大声援に後押しされ強打の日本ハム打線から六回までに毎回の13奪三振。
失点も四回、詰まりながら中前に落とされた主砲・中田の適時打による1点だけだった。
ところが七回、111球目を近藤に中前打されるとあとはもう坂道を転がり落ちるように杉谷、代打の大谷、さらには代打の谷口に3連打されて122球で交代となった。
試合後、大瀬良は「粘り強くいかないといけなかった」とコメントしたが「真っ直ぐは良かった」とも振り返っていた。
4連続三振と3連続三振がそれぞれ1回ずつ。そりゃ、真っ直ぐが良くないとできない芸当だ。
大瀬良は打線との相性が悪いこと、バックの守りに足を引っ張られることなどが相次いで、勝てる試合を何度も落とし防御率3点台前半でまだ1勝止まり。
野球中継の解説の終わりに広島OBの高橋建さんも「きょうの大瀬良を見たら僕も(抑え転向を)考えてもいいかなかな?と…、前々からそういう話もあるし」とコメントしていたが、首脳陣の決断はいかに?