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2015年06月05日
編集部

初の都市対抗野球本大会切符目指す創部49年目のツネイシ硬式野球部

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野球部ツネイシ
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ツネイシ野球部

 

第86回都市対抗野球大会中国予選(日本野球連盟中国地区連盟、など主催)が6月5日、山口県周南市の津田恒実メモリアルスタジアムで開幕した。

7日間の日程で本大会切符2枚を巡って激戦が展開される。

 大会はまずA、Bの2グループに分かれて各4チームが総当たりリーグ戦を行う。その後は上位4チームが決勝トーナメントに進む。

出場チームは計8チーム。広島から三菱重工広島(広島市)、JR西日本(広島市)、ツネイシ(福山市)、JFE西日本(福山市倉敷市)、伯和ビクトリーズ(東広島市)の5チーム。

岡山はシティライト岡山(岡山市)、三菱自動車倉敷オーシャンズ(倉敷市)の2チーム。山口は光シーガルズ(光市)。

A組
光シーガルズ、三菱自動車倉敷オーシャンズ、JFE西日本、三菱重工広島

B組
JR西日本、伯和ビクトリーズ、シティライト岡山、ツネイシ

B組のツネイシは、都市対抗野球本大会初出場を目指す。5月に東広島市であった広島県予選ではベスト4で敗退。今大会では 6月6日(土) 午前9時からシティライト岡山と初戦を行い、7日(日)は午前9時からJR西日本戦、さらに8日(月)午前11時30分からの第3戦は県予選準決勝で3-13の完敗を喫した伯和ビクトリーズとの再戦しリーグ戦突破を目指す。

1971年、軟式のクラブチーム「ツネイシ・ショーリクラブ」の出身者を中心に高校、社会人での硬式野球経験者も加わり誕生した常石鉄工野球部。チームは次第に力を蓄えて1996年には三浦旗争奪大会優勝、2013年には日本選手権中国地区第1代表決定戦進出など広島県東部勢の中での存在感を示すようになった。

この間、プロにもドラフト外を含めて5人の選手を送り込んできた。

ただ、創部以来一貫して目標としてきた「都市対抗野球本大会出場」の夢には近づけそうで近づけないまま創部から49年目のシーズンを迎えた。

創部時の目的とされた「野球を通した人材育成」「企業の人材確保」という精神の下、仕事と部活動の両立を果たし、早朝練習、出社時間厳守、通常業務、午後3時から再び練習、土曜・日曜に練習試合やオープン戦…というルーティンの中で培ってきたチーム力を今大会でどう結果に結びつけていくか?

シティライト岡山との初戦をモノにして白星が先行すれば「まずは決勝トーナメント進出を目指す」という歌津監督の言葉も現実味を帯びてくる。

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