ウエスタン・リーグ、広島対阪神戦が6月13日、マツダスタジアムであった。
地元広島出身のルーキー薮田が先発。最高球速151キロのストレートを軸にして10個の三振を奪い6回3安打1失点の力投を披露して内野席を埋めた6000人を超えるファンから盛んな拍手を浴びた。
さらに大きな声援が送られたのが久々のマツダスタジアム登場となった栗原と東出だった。
栗原は六回、代打で三振。東出も八回、代打でファウルフライに倒れたが「早く戻ってきて!」「久々に二人を見ることができて来た甲斐があった」とスタンドのファンは二人に温かい眼差しを送っていた。
試合は7-2で広島が快勝。6月に入って6連勝の広島二軍は貯金を20の大台に乗せ、ウエスタン・リーグ首位を独走している。