日本野球機構(NPB)は、巨人の福田聡志投手に続き、笠原将生、松本竜の2投手も賭博行為をしていたことが分かったと発表した。NPBの調査委員会は、携帯電話の消去された情報などから二人の行為を突き止めた。
福田投手ひとりがやっていた、と考える方がむしろ不自然で事件の広がりは当然の結果。
東京五輪の成否を大きく左右しかねないこの大問題に対してNPBのここまでの手ぬるい対応は「不思議ちゃん」(空気を読まない)の域を出ておらず、12球団一斉の強制調査となれば、大変な事態となる恐れすらある。
なお、現状では各球団の対応はまちまち。ソフトバンクや中日のように聞き取り調査を進んで実施した球団もあれば、市民球団として率先して調査を進めるべきはずの広島のようにNPBの指示待ちの球団もあり、その対応は大きく分かれている。