5月3日 ●2-3巨人、東京ドーム
通算17勝13敗、+4、直接対決初戦に敗れ首位巨人に0・5差2位
18時01分・2時間20分今季両リーグ最短、4万4858人
相手先発・田口7回7安打2失点
本塁打・田中2号ソロ、エルドレッド11号ソロ
一番ショート田中
二番セカンド菊池
三番センター丸
四番ファースト新井貴浩
五番レフト・エルドレッド
六番ライト鈴木誠也
七番サード堂林
八番キャッチャー石原
九番ピッチャー●ジョンソン8回完投6安打3失点(7試合3勝3敗)
巨人先発の田口とは今季、早くも3度目の対戦。
4月2日のマツダスタジアムでは三回に田中が先制適時打。四回には丸が、六回にはエルドレッドがともに1号ソロで田口は負け投手。
4月16日の東京ドームでの対戦では0対3の二回、鈴木誠也が適時二塁打。再び3点差の三回にはルナと新井貴浩の適時打で4対4同点に追いつき、田口を3回KO。
…そして迎えたこの日は初回、先頭の田中が田口の初球、スライダーを真っ赤に染まるレフトスタンドへ運ぶ2号ソロ。四回には再びエルドレッド。外の「ツーシーム、難しい球」(エルドレッド)をライトスタンドへ。デーゲームで11号を放ったヤクルト・山田に並ぶリーグトップタイ11号ソロ。
しかし2対0とした直後の四回の守りでショート田中がタイムリーエラー。さらに村田に左前適時打され試合は振り出し、先発のジョンソンは対巨人戦、昨季の3試合と合わせて27イニング目で初失点。
六回、一死一塁で打席には四番・新井貴浩。結果は遊ゴロ併殺打。ボールカウント2-0から真ん中付近の真っ直ぐを打ちに行ったが打球が上がらず、20歳と39歳の「広島対決」田口に軍配…
田口は7回2失点で降板。ジョンソンは八回も打席に立ち、その裏、二死から坂本にこの日2つ目の四球を与えると、続くギャレットへの初球は真っ直ぐ。セカンド菊池が懸命にジャンプするその上を通過した打球は、あっという間に右中間フェンスへ到達。
坂本がイッキに生還してこれが決勝点。3・4月は1試合平均5・7得点、先の中日3連戦で計31得点の打線はけっきょくソロ2発による2点止まりで、首位攻防戦初戦を落として、首位の座を巨人に明け渡した。
巨人戦はこれで1勝5敗。敗れた5試合は澤村の2勝3セーブとなぜか巨人にだけは接戦での勝負弱さを露呈したかっこう。