雨天中止を受け、名古屋に移動した野村監督は阪神との3戦目を雨で流した前田健太を中日第2戦に回し、初戦先発のバリントンを登板後に抹消、代わりにフィリップスを登録して中盤以降の継投に幅とゆとりをもたせることで残り6連戦を戦っていく方針を明らかにした。
バリントンは昨年の9月末にクライマックスシリーズ登板を控え出場登録を抹消されたことはあるが不振による登録抹消は広島に在籍する2011年以降で初めて。
フィリップスは来日1年目の今季、ウエスタン・リーグで29試合に投げて0勝0敗、16セーブ、防御率0・29。5月10日に出場登録された際には5試合に投げて1勝0敗、防御率1・80だったが外国人枠の関係もあり2週間で抹消された。
また、フィリップスの一軍昇格にともないウエスタン・リーグで調整登板を続けている一岡の一軍復帰はオールスター戦以降となることが決定。一岡はファン投票でオールスター戦への出場が決まっており、初の大舞台が”復帰登板”になる可能性が高くなった。