広島対ヤクルト23 回戦(広島14勝8敗)午後6時、マツダスタジアム、予告先発は、広島・ヒース(3勝0敗)、ヤクルト・ナーブソン(4勝11敗)
昨夜、試合のなかった3位・阪神とのゲーム差がゼロになった広島は優勝から2位確保に目標修正してわずか3日で尻に火がつた。
今夜もヤクルトとマツダスタジアムで対戦。予告先発は広島がヒース、ヤクルトがナーブソンで9月23日の神宮球場の再現になる。
神宮では7回2安打無失点のヒースに軍配。畠山にシングル、松井に二塁打を打たれただけで相手を圧倒した感があった。
一方のナーブソンは二回に堂林に先制犠飛を許すと、三回には梵にスリーランを許しあえなく降板…。データ的には広島有利。
ただしクライマックスシリーズを見据える広島はただ勝っただけでは満足できない。ヒースの先発はクライマックスシリーズ、ファーストステージ先発テストを兼ねている。
現在、広島の一軍投手陣には昨年のクライマックスシリーズを経験したバリントンと野村祐輔の名前がない。昨夜、先発した福井も再び二軍へ逆戻り。ファーストステージを勝ち抜くには最多で3人の先発が必要で前田健太に続く二人目がこのヒース、ということになる。
セ・リーグ最多安打争いの「番外編」では一昨日の5タコから一転、昨夜3安打の菊池。2試合数の少ない中日・大島の184安打に2本差の182安打。ということは、大島はすでに射程にとらえたことになる。
問題はヤクルトの山田。菊池より2試合多く試合数を残して菊池より2本多い182安打。山田にプレッシャーをかけるためにも菊池はきょうも打ち続けるしかない。なお菊池対ナーブソンは11の5の打率4割台、十分期待できる!