広島の前田健太が10月21日、「熊野筆」で知られる広島県熊野町の「筆の里工房」新春企画に臨んだ。「熊野筆」による化粧品は国内外で女性から高い評価を受け、カープ女子の必携アイテムのひとつにもなっている。
その筆で前田が挑戦したのは書初め。「登板日には身の回がきっちり片付いていないと落ちつけない」という前田にふさわしい!?この企画でどう筆が動くか注目されたが、出来上がった”作品”は「有限実行」の4文字だった。
今季、「投手部門、すべてのタイトルで一番を目指し、それがチームの優勝に繋がる」と宣言して開幕に臨んだエースは無冠に終わり、改めて来季のリーグ優勝を早くも誓ったかっこう。
ただ、一方で前田は昨年のこの時期、「メジャー挑戦」をはっきり口にしており、この件での球団側との話し合いはまだ一度も表に出てきていない(水面下での動きは不明)。
すでに球団サイドからは今オフでのポスティングシステムを使ったメジャー移籍に”釘を打つ”方針が発表され、新聞報道などでは「今オフ見送り」となっているのだが「有限実行」その心は…