走り込みで下半身を鍛える福井
昨夜、チームの連敗を2で止めた広島は連勝を目指し5月3日、神宮球場の先発マウンドに福井を送り込む。
前田健太、黒田、期待の大瀬良、それに昨夜ヤクルト打線を8回自責ゼロに抑えたジョンソンなど、先発投手陣充実の広島。
現状では5番手に野村祐輔がつけており、6番手としてやっと名前があがるのが、9連戦で今季3度目の出番となる福井だ。
だが福井は現在、12イニング連続で無失点中。4月5日の中日戦(ナゴヤドーム)、開幕から10日目で巡ってきた今季初登板では初回に2点を失ったあと5イニングをゼロで抑え、”中11日”(その間二軍で登板)で投げた17日の中日戦(マツダ)で7回無失点と結果を出した。
今回も登板間隔が空いたためウエスタン・リーグでの調整登板1試合を挟み、準備は万全!今季のデータから見て「1イニング14球以内」でストライク先行の投球を心掛ければ、「チームナンバーワン」と言われるストレートと変化球のコンビネーションでそう大崩れはしないはず。
ただ、昨季の対戦で川端に7の5、雄平には7の5の1ホーマーと打ち込まれており、このふたりをいかにストライク先行で攻めていけるか、がカギになりそうだ。