等々力陸上競技場の一角を埋めたサンフレサポーター
サンフレッチェ広島は5月6日、アウェーの等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦、1-0で勝って5連勝で暫定2位に順位をあげた。
前節、野津田、丸谷、浅野ら若い力でベガルタ仙台にホームで快勝、中3日のこの日はドウグラス、森崎和、ミキッチの主力をスタメンに復帰させて必勝態勢。
すると前半3分、相手陣内でボールを受けたドウグラスがドリブルで中央から攻め上がり、相手DFふたりの連携の悪さをついてそのままGKをかわし最後は頭で押し込んだ。
その後は得点ランキング2位の大久保を軸とする川崎フロンターレに何度も攻め込まれた。ボールキープ率も相手の半分程度で、シュートの数でも6本対14本と圧倒されたが守備の意識を強く持ち続け、ここ3戦で6得点の攻撃陣を封じ込めた。
これでナビスコ杯1試合も含めた最近6戦のスコアは2-1、4-2(ナビスコ杯)、2-0、2-1、2-0、そして1-0という充実ぶり。
連戦をうまく乗り切るために若手、ベテランの出番を絶妙に調整しつつ互いの競争心を煽る森保監督の手腕が光る。
1試合少ない首位の浦和レッズに勝ち点1差にまで迫り、次節、再び中3日で迎えるホームでのガンバ大阪戦でいよいよその底力が試されることになった。
なお、大規模な改装を終え、細部に渡りその魅力を大幅にアップさせた等々力陸上競技場はサポーターからの評価も高い。一部、施設を画像で紹介する。
等々力陸上競技場外観
階層化したスタンド風景
賑わうコンコースは「マツダスタジアムのよう」との声が広島人から上がっている。
取材協力・ひろスポ!新サッカースタジアム取材班、関東地区担当