広島が神宮球場での第3戦で0対6の完敗を喫した。残り試合23で借金は5。しかも3カード連続負け越しの低調モードにはまり、4月以降、一度も勝率5割に達していない広島の「優勝」の夢はほぼ潰えた。
「3点取られたら負け」と、ひろスポ!では警鐘を鳴らしたが、広島先発の戸田は二回、自らのボーク絡みで1点を失い、五回には川端、山田の連打からバックの守備の乱れも絡み、あれよあれよという間に2点を失った。
せっかく黒田が昨夜、「最高のお手本」を示しても、後に続いていかなければ勝利は単発に終わってしまう。
そして実質、この日の試合もそこまで。あとは広島打線が2012年10月以来の対戦となった館山の前に昨夜同様のゼロ行進でなす術もなく完封負けとなった。
試合途中から雨に見舞われた神宮球場は途中、17分間の中断もあったが2万8000人以上を飲み込み、満員札止めだった昨夜に続く大入り。
今季の大入りはこれが14度目だがそのうち半分の7度までが広島戦。(巨人戦3度、DeNA戦と阪神戦2度)
カープ女子が声をあげ、ヤクルトの応援を圧倒する応援風景を繰り広げてもその声、その願いは強まる雨音にかき消されて、試合のエンディングは東京音頭…、しかも山田に3安打され、30個目の盗塁までプレゼント…というオチになった。
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