新井打撃コーチ(右)はオリックス時代にはイチローを育て、その後も多くのスラッガーを育てあげてきた
広島のペナントレーズがとんでもない形で幕引きする。
昨季、9月に入り「打順変更」に失敗した広島は阪神とのクライマックスシリーズ、ファーストステージで阪神に21イニング連続無得点のままシーズンを終えた。
そして野村前監督からバトンを受けた緒方監督も日替わり打線採用でここ3試合連続完封負け。その間に優勝の可能性が消滅し、昨夜の阪神戦0-3負けで3年連続CS出場も風前の灯となった。ひとことで言うなら「同じことの繰り返し」だ。
広島の優勝がなくなった翌朝、25日の地元紙が優勝を逃した理由について打撃コーチと監督の連携不足に求めるコラムを掲載した。
しかしこのコラムの要旨に対してカープファンから続々と疑問の声がと届くようになった。ファンの目には節穴ではない、ということか?
その一部を以下、紹介する。
・「とっくの昔から不仲でした~我が社は知ってました~」と、それをわざわざ優勝可能性消滅直後に一発少量掲載するってことは、誰を引責辞任させればガス抜きになるか世論動向を一応確認するためのアドバルーンですな。(中略)紹介される不仲が一組のみ。しかも生え抜き監督対外様コーチ…。アドバルーンを揺らす風の向きもプロデュースなさっているようですね。いやはや、経営者様というのはご苦労がたえませんなあ。
・今時、新聞記事が全て正しいと思っているいる読者がいるとでも思っているのか?新聞記者としてその記事が紙面に載ることを恥ずかしく思わないのか?自分の名前が記されているのに。(以下略)
・「(緒方監督の)来季の更新は規定路線」という記事を見て、朝から陰鬱としています。「カープ一筋の叩き上げ」というより、新井コーチと比べると「高校を卒業後、カープしか知らない」という意味で、世間知らずの感は否めないのではないでしょうか。琢朗さんは、ご自身のこととして、生え抜きのマイナス面に触れていらっしゃいましたね。緒方監督は今季、鈴木誠也選手、野間選手と心中したのでしょう。宮本慎也さんもおっしゃっていましたが、鈴木誠也選手は大きなミスが多かったです。それでも、一度も二軍に落とさなかった。優勝出来なかったのですから「心中」の責任はお取りいただきたい。
そうでなければ、長期にわたり一軍のチャンスを貰えなかった選手が気の毒に思えます。外野手を落として、中継ぎを上げては?と思うこともありましたし、「ここは赤松選手」「天谷選手だったら」「廣瀬選手は?」と何度も思いました。何度も…。
・新井コーチを悪者にしたらしいコラムにびっくりです。新井さん、出ていかないか心配です。(以下略)
・あれって、オガカンじゃなくて、新井コーチを代えようってことなんですか。そんなこっちゃ、なんも変わらんのにね。ファンに見透かされますよ。200万人の後激減ってね。どこに問題があるのか、我々は分かってるんです。そこを変えていかないと。
・今朝の記事は怒りを通り越して笑ってしまいました。明らかに新井宏昌が悪いという世論誘導そのものですもんね。(中略)当然誰かの「作文」があるのが見え見えですもんね。そんなものも分からないほど,カープファンはなめられているんでしょうか。
・良識あるファンは、こんな記事に騙されることはないでしょうが、私の知り合いを含む大多数の広島県民が内容を鵜呑みにし、「そうだったのか!やっぱり外様はダメじゃね。」と考えていることに恐怖すら感じます。まさにメディアによる洗脳、戦争中の大本営発表と全く同じです。
・船長と機関長から航海ついて一貫した指示がない船は目的地に辿りつけない。日によって西か東か船長の指示する進路や配置場所が変わるような船では船員もどうしたら良いか、また自分の仕事が何かいまいちわからず。新米機関長にアドバイスを求めるが、機関長自身が経験不足で右往左往。そして頼りのベテラン機関長は船長と折り合いが合わず指示を出せない。さらにたちが悪いのが船長に無線で遠くから指示を出すの船のオーナーの存在。気付いた時には氷山が目の前、それを船員が個の力でその場しのぎ的にかわす。そうこうしている間に船上はパニックになり、目的地を完全に見失いボロボロになった船は沈没…。
これこそ今シーズンの真実でしょう。ベテラン機関長…のくだりは事の顛末のごく一部に過ぎず、航海失敗の主要因ではないですよ。
・地元紙の記事、出ましたねぇ。では、「意思疎通の乏しさが原因で、攻撃指揮が一本化されなかったから貧打になった」という主張につき、地元紙記者に問う。
(ア)それならば、意思疎通で特に問題がなかった前任者時代には「得点力があった」ことにならなければ話の辻褄が合わないことになるが、事実と異なるではないか。そもそも、得点力不足は前任者どころか、ブラウン政権時代からの一貫した課題であって、今年になって突如発生したわけではあるまい。論旨を通そうとするのであれば、2000年代中盤から延々と続く「貧打&得点力不足」の中で、なにゆえ今年だけ「意思疎通の乏しさ」が原因になるのかを論証しなければならないだろう。記者、如何?
(イ)次に、監督と打撃コーチ「意思疎通が極めて乏しい」状態が事実だとするならば、これは地元紙自らが球団人事のミスを認めたということになる。なるほど、そうするとその人事をした者の責任は確かに重大で、不届千万ということになるから、当然この点も取り組んでいただかないと首尾一貫性を欠くことになる。記者、この点は如何?
ひろスポ!「コイ祭りの終わりに…」取材班
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