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2016年10月25日
編集部

日本シリーズ第3戦、黒田博樹vs大谷翔平、黒田博樹vs有原航平

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日本シリーズ 札幌ドーム
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広島の地元2連勝で幕を開けた日本シリーズ第3戦は場所を札幌ドームに移し、広島・黒田博樹、日本ハム・有原航平の両先発で10月25日午後6時半プレーボール予定。

あとのない日本ハムは当然、大谷翔平を打線に組み込んでくる。

メジャー帰りの41歳、プロ20年目の黒田と、メジャーを目指す22歳、4年目の「二刀流」がいよいよ激突する。

そしてもうひとり、プロ2年目、24歳の有原航平も最高の舞台で黒田に挑む。

有原が生まれたのは1992年8月。黒田が広島での最初の入団会見に臨んだのは1996年12月。世代の開きは歴然である。

だが有原は広島市佐伯区出身。ここは新井貴浩の通った中学校もある。

その有原が小学校6年生の時、2004年に球界再編の嵐が吹き荒れた。

2004年オフ、納会で黒田が選手会長に選出され、新井貴浩は副選手会長へ…。翌2005年に黒田は15勝をマーク、新井貴浩は43本塁打を放ち揃ってタイトルホルダーとなるがチームは最下位に沈む。

そんな中にあっても黒田は球界再編余波を案じ、選手会長の立場で球団側に新たなファンサービスを提案したり、選手会としてどんなことができるか、常に思いを巡らせていた。

「考え過ぎて車でぶつかりそうになった(笑)」というエピソードも残る。

マツダスタジアムで勝った日の試合後にファンと選手が記念撮影するあのファンサービスも、黒田がその当時に提案したことで始まったものである。

黒田が前回、札幌ドームで日本ハム戦に投げたのは2005年6月14日、要するに球界再編のあと、プロ野球をいかにあるべき姿に近づけるか、ということで始まった交流戦1年目の話である。

さて有原の方はというと2007年、地元の中学を卒業して翌年、広陵高校へ進学。春・夏の甲子園に出場して将来性を高く評価される逸材へと育っていく。

黒田は新井貴浩とともに2007年のシーズンを最後に広島をあとにする。

そして2014年のドラフトで広島、日本ハム、DeNA、阪神から1位指名された有原は日本ハムへ。と同時に、黒田が新井貴浩とともに広島復帰を果たすことになる。有原の高校、早大時代の7年間はちょうど黒田のメジャー7年間と重なっているし、黒田の歩んできた道は今の空前のカープ人気へと繋がっている。

今夜、広島生まれ広島育ちの有原は、プロ20年目で初の日本シリーズマウンドがおそらく現役最終登板となる黒田を相手に、あるいは黒田とともにチームを25年ぶりの優勝に導いた新井貴浩を相手に投げることになる。

なお、有原はルーキーイヤーの昨年は広島と対戦なし。今季は6月7日の旭川・スタルヒン球場で対戦して7回を投げ9安打2失点。

新井貴浩は四球、空振り三振、一邪飛に抑えているが、CSファイナルステージで打率9割という時期もあった「神ってる」田中に147キロの快速球をバックスクリーン左まで運ばれている。

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