サンフレッチェ広島&国連ユニタール&アンジュヴィオレ広島プレゼンツ「広島サッカーフェスティバル」が4月2日、広島市西区のコカ・コーラウエスト広島スタジアムで開催された。
2015年9月、国連ユニタール広島事務所が平和のための人材育成プログラムとして、アフガニスタン女子サッカー代表選手を広島に招き研修をした。
平和記念資料館の見学や慰霊碑への献花などを通じて広島の戦後復興について学び、高校生との合同合宿なども行った。選手らは帰国後、アフガニスタン大統領府で広島の研修の意義や価値について報告、今回はU-18のメンバーが再び広島の地で多くの経験をすることになった。
ユニタール(UNITAR)は成人を対象に人材育成を目的とする国連の独立機関で広島事務所は2003年7月に設立された。開発途上国、紛争終結国の国づくりを担う専門家を対象に、広島ならではの特色を生かし平和構築のための人材育成プログラムを実施している。
アンジュヴィオレ広島U-18の選手たち
3月24日から広島を訪れているのは選手、コーチら15人。3日の帰国を前にこの日は、女子サッカー親善試合「ピースマッチ」、アンジュヴィオレ広島U-18戦に臨んだ。
イスラム原理主義のもと、女子スポーツが禁止されたこともあるアフガニスタンで、今回のアフガニスタン女子サッカー代表U-18も昨年、結成されたばかり。
ゆえに実力差は誰の目にも明らかで、スコアの方は0-11。それでも平和都市広島の青空の下、最後まで声援を受けながら戦い切ったメンバーはみな、充実した表情で最後までピッチを駆け廻った。
広島のピッチを思いきり駆ける
スタンドも両国一体化
アンジュヴィオレ広島の猛攻に必死のディフェンス
ベンチからも熱視線
このピンチもクリア!
」
スタジアム前ではパネル展もあった、次もまたみんなの笑顔を広島は待っています!