広島ドラゴンフライズ後援会(山坂哲郎会長)では、「佐古賢一氏と共に、B1リーグへ」の合言葉のもと、「広島ドラゴンフライズ 佐古賢一氏 COME BACK!! 10万人署名プロジェクト」(樋口健代表)を展開、6月6日付の中国新聞にカラー刷り全面広告(14面)を打った。(トップ画像)
その中で、広く県民に「3年間一緒に広島のバスケットボールを盛り上げてくれた佐古さんに感謝の気持ちと、ヘッドコーチ続投への想いを伝えましょう」と呼びかけ、6月10日締切でオンライン署名を求めている。
オンライン署名アドレス
sako-dragonflies.com
佐古賢一氏はちょうど3年前の2014年6月に産声を上げたばかりの新チーム、広島ドラゴンフライズにやってきた。
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以来、チームは佐古前ヘッドコーチのもとで強化を図り、B2初代王者と悲願のB1昇格を目指したが、いずれもその手には届かなかった。
責任を取る形で佐古前ヘッドコーチが退団を発表したのが全日程終了2日後の5月30日。その2日後の6月1日には「佐古賢一氏をカムバックさせる」署名活動が広島ドラゴンフライズ後援会の手により始まった。
ただ、すでにB.LEAGUEの各クラブは新チームの戦力補強に向け、水面下での有力選手獲得競争で大詰めを迎えている。
このタイミングでヘッドコーチ問題を引っ張ることは、チーム編成に向け大きなリスクを背負うことになる。
仮に「10万人」の熱い声が集まったとすれば、あとは佐古氏の気持ちひとつ、ということになるのだが…。