B2第2節、岩手ビッグブルズ対広島ドラゴンフライズ(10月8日)
広島ドラゴンフライズ93-54岩手ビッグブルズ
1Q:15-16
2Q:25-3
3Q:23-12
4Q:30-23
会場:盛岡タカヤアリーナ
入場者数:1723人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#11北川弘、#13クリント・チャップマン、#24田中成也
岩手:#0藤江建典、#7マーカリ・サンダース・フリソン、#10菅澤紀行、#12鈴木友貴、#68永田晃司
第2クォーター、クリント・チャップマン、田中成也の連続3Pで勢いに乗り、こから怒涛の20連続ポイント。テレンス・ドリスドムが攻守でチームを引っ張った。自らのドライブで岩手ディフェンスを切り裂き、スティールでターンオーバーを奪い、ディフェンスリバウンドでチャンスを作り、さらにタフショットも沈めて決定力の高さも見せつけた。
防戦に回った岩手ビッグブルズはオンザコート1を強いられ、テレンス・ドリスドム、クリント・チャップマンにかき回された。
40-19の大差で後半戦へ。けっきょく大差をつけての3連勝となった。
昨季、B2東地区6位だった岩手ビッグブルズは開幕から4連敗と今季も苦しいスタートになった。
B2西地区ではライジングゼファー福岡が4連勝で首位。中地区の群馬クレインサンダーズ、東地区の山形ワイヴァンズを”連破”した。
2位が広島ドラゴンフライズで3勝1敗。3位は”宿敵”熊本ヴォルターズで2勝2敗。
熊本ヴォルターズは開幕カードで東地区の秋田ノーザンハピネッツと当たり、59-73、54-69のスコアで連敗した。昨季、残留プレーオフでわずかに及ばずB2に降格した相手が甘くないことが実証されたかっこう。
第2節で中地区の茨城ロボッツ相手に連勝して星を五分に戻した熊本ヴォルターズは第3節、10月12日、13日、広島サンプラザホールに乗り込んでくる。
さらに第5節。10月25日、広島ドラゴンフライズは東区スポーツセンターにライジングゼファー福岡を迎える。
西地区は福岡、熊本、広島の三つ巴の戦いが予想されており、B1昇格を懸けた長いシーズンは早くも最初のヤマ場を迎えることになる。
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#24田中成也21点
#13クリント・チャップマン19点
#7坂田央15点
#3テレンス・ドリスドム11点
◆リバウンド
#13クリント・チャップマン12リバウンド
#3テレンス・ドリスドム 6リバウンド
#11北川弘5リバウンド
◆アシスト
#10ハンターコート5アシスト
岩手ビッグブルズ
◆得点
#10菅澤紀行17点
#0藤江建典16点
◆リバウンド
#7マーカリ・サンダース・フリソン12リバウンド
#10菅澤紀行7リバウンド
#13小原 良公6リバウンド
#5千葉 慎也5リバウンド
広島ドラゴンフライズ・ジェイミー・アンドリセビッチHC
「全体的にいい試合展開だった。とくに第2、3Qのディフェンスは理想の形だったと思う。昨日は広げたリードをさらに離すことができなかったことが課題だったが、今日は学んだことを体現できていた」
岩手ビッグブルズ・上田康徳HC
「収穫のない試合だった。気持ち、すべてがよくなかった。語れることはない。ホームでこういった試合をしてしまったことをしっかり反省し、それぞれがやるべきことを再度見直して、また来週のホームに戻ってきたい」