朝山正悟、いざ後半戦へ…(トップ画像)
”朝山ドラゴンフライズ”は1月20日午後5時から熊本県立総合体育館で 熊本ヴォルターズと対戦、B2リーグ後半戦のスタートを切る。21日も午後2時から同会場で宿敵と対戦する。
今季はB2第3節、10月12日、13日に広島サンプラザホールで対戦して1勝1敗だった。スコアは71-65と69-75。ともに守りが身上だが、2戦目では広島ドラゴンフライズのディフェンスが崩された。
朝山正悟兼任ヘッドコーチは後半戦に向け、改めてディフェンスの大切さをメンバーに説き続けた。
熊本ヴォルターズは2017年12月、7勝4敗と失速気味になった。負け試合の得点は…
66点(ライジングゼファー福岡戦)
79点(福島ファイヤーボンズ戦)
71点(香川ファイブアローズ戦)
69点(仙台89ERS戦)
…よって広島ドラゴンフライズは熊本ヴォルターズの攻撃を70点以下に封じないと勝てないことになる。第3節でもそうだった。
朝山正悟兼任ヘッドコーチの下で広島ドラゴンフライズが燃えているのは言うまでもない。しかし、相手のエナジーはそれを上回る勢いだ。
熊本地震からの復興を願うオールスターゲームが先週日曜日(1月14日)に熊本県立総合体育館で開催されたばかり。熊本ヴォルターズからも小林慎太郎がファン投票枠で出場した。
その翌日15日からは同会場で男子日本代表候補の強化合宿が行われた。2019年に開かれるワールドカップ出場を目指して代表チームはアジア地区1次予選に参戦中。オールスターゲームに出場した選手を含む22人が選出されたが、熊本ヴォルターズからは中西良太がB2からから唯一メンバー入りした。
これらのニュースは地元メディアを通じて報道され続けた。熊本の街の人々の夢と希望を相手チームもやはり背負っている。
合宿は17日で終了した。熊本県立総合体育館は再び熊本ヴォルターズの本拠地として機能する。そこに、広島ドラゴンフライズが乗り込むことになる。
繰り返しになるが、互いにB1昇格へ向け負けられない土曜・日曜になる。
素晴らしいゲームが期待される。
なお、熊本での”盛り上がり”について、B.LEAGUE 広報部でも次のように報じている。
B.LEAGUE第2回オールスターゲームMVPは熊本ヴォルターズの小林慎太郎に決定、左は大河正明チェアマン
1月14日、B.LEAGUEの「B.LEAGUE ALL-STAR GAME2018」が熊本県立総合体育館で開催され、123-111でB.BLACKが勝利致しました。リーグを代表する選手たちが随所に好プレーを披露し、駆けつけた大観衆を沸かせました。
今回は、2016年4月に発生した熊本地震の復興を支援する目的もありました。会場には熊本県にちなんだ飲食コーナーが設けられたり、花畑広場ではパブリックビューイングが開催。MVPには、熊本ヴォルターズの#7 小林慎太郎選手が選ばれました。3ポイントシュート6本で18点の活躍を見せ、SNS投票で過半数の票を集めてMVPを獲得致しました。
フィナーレには、次回の「ALL-STAR GAME2019」の開催地が発表され、開催地の富山を代表し、#11 宇都直輝選手にバスケットボールが引き渡されました。