Fリーグ・デビジョン2、第8節(10月7日、広島市の安佐北区スポーツセンター)
広島エフ・ドゥがホームの大声援を追い風に変え、開幕7連勝で首位独走中のボアルース長野を3-2のスコアで撃破した。
広島エフ・ドゥは2勝1分け4敗で勝ち点7の6位。
広島エフ・ドゥは1点を追いかける前半11分に永井聰のゴールで追いつくと、12分にはオウンゴールで勝ち越し。相手が浮足立ったところで間髪入れず川田尚幸が決めて3-1。後半に1点を返されたが粘り強いディフェンスで何度もピンチをしのぎ逃げ切った。
3点目を決めた川田尚幸選手
前半は両チームとも攻守の切り替えが速く、ゴールに迫るシーンが多かった。スタンドはハラハラの連続で何度も歓声と悲鳴が交錯…そんな流れの中で逆転に成功したあと、追加点は理想的なパス回しがはまり、相手守備陣を崩した見事な一撃となった。前節まで11得点で得点王争いトップに立つ田口剛志、9得点で第2位につける阿部修兵というボアルーズ長野の強力なふたりに得点を許さなかったことも勝因に挙げられるだろう。
長らく広島エフ・ドゥでFリーグの舞台を目指してきた冨廣洋平選手の話
試合前、観に来てきれるみなさんに「観に来て良かった」と思っていただけるような試合をしょう、とチームで話しました。当たり前のことをやる、身体を張る、走る、声を出す、それを最後までみんなで貫けたのが良かったです。
戦術的なところでは、相手の映像を観てチームで共有できていました。相手のDFはゾーンになることが多く、そのDFラインの間を使って行こうという話をして、そこを突ける形になりました。ただ後半はライン間を突けなくなり苦しい展開になったので、チームの課題としていきたいです。
全勝しているチームに勝てたことは、これから後半戦に向けて大きな自信になります。F2リーグの後半戦はきょうの結果によって分からなくなったと思います。僕たちは優勝は厳しい状況ですがリーグをしっかりかき回してF2リーグ元年を盛り上げたいと思います。
試合後、子どもたちを見送る冨廣洋平選手
広島エフ・ドゥの試合結果
第1節 1-4● ボアルース長野戦(長野県・ホワイトリング)
第2節 4-2〇 ボルクバレット北九州戦(安佐北区スポーツセンター)
第3節 0-5● Y.S.C.C 横浜(安佐北区スポーツセンター)
第4節 1-3● デウソン神戸(兵庫県立体育館)
第5節 2-4● ヴィンセドール白山(石川県松任総合運動公園体育館)
第6節 3ー3△ トルエーラ柏(安佐北区スポーツセンター)
第7節 台風の影響で延期、ポルセイド浜田戦
第8節 3-2○ ボアルース長野戦(安佐北区スポーツセンター)
ひろスポ!関連記事
広島エフ・ドゥ、西日本豪雨災害の安佐北区ボランティア続けながら8月19日(日)、ホームでY.S.C.C.横浜戦、Fリーグディビジョン2広島ラウンド(2018年8月18日掲載)
hirospo.com/pickup/49211.html
Fリーグ新編成迫る、ファンとスポンサーを引きつけるため広島エフ・ドゥはより魅力あるプレースタイルへと変貌中…(2107年12月14日掲載)
hirospo.com/pickup/43167.html