画像は野村
4月23日 ○4-0中日、マツダスタジアム
通算10勝12敗(単独4位浮上、3位中日まで1・5差、首位巨人まで4・5差)
18時1分開始・2時間56分、3万0876人
相手先発 山井●4回5安打4失点
本塁打 會澤2号①、菊池涼3号①、長野2号①
一番ショート田中
二番セカンド菊池涼
三番ライト長野
四番ファーストバティスタ
五番センター野間
六番キャッチャー會澤
七番レフト西川
八番サード小窪
九番ピッチャー野村○(4試合2勝)7回106球7安打無失点
フランスア一岡
緒方監督が「理想」のゲームと総括した雨の中の2時間56分。チームは6連勝で、借金8からわずか8日で借金2。勝率5割ラインが見えてきた。
ちなみに緒方監督が試合後の会見を行なわなかったのが4月7日のマツダスタジアム、阪神戦で逆に0-9のスコアで完敗だった。そのマツダスタジアムには、連敗しようがどうだろうが開幕から14試合連続で3万人を超えるファンが集まっているが、本拠地での星取りも一気に7勝7敗まで押し返した。
勝因は野村の好投と打線の効果的な点の取り方。
野村はチーム打率が12球団トップの中日打線を相手に7回無失点。7安打を打たれたがすべてシングル、もしくは内野安打。両コーナーと低目を突く投球で併殺打2、内野ゴロ11。打球に角度がつかないため外野フライはわずか3つ。ベンチも安心して見ていられたことだろう。
打線は鈴木が2試合続けてスタメンを回避したため、一番から五番までは前日といっしょ。六番に會澤を上げ、七番には西川。八番は相手先発の左右に関わらず小窪、となった。
二回、一死から”その”會澤の2号ソロで先制すると、さらに西川、小窪の連打で一、三塁。野村のスクイズも決まって2点目を奪い、開幕から2勝0敗の中日先発・山井から先手を打った。
さらに三回、先頭の菊池が初球をレフトスタンドへ。続く長野はボールカウント1-1からライトスタンドへ移籍後マツダスタジアム第1号。変化球を2度ホームランされた中日バッテリー。3発目はインハイの真っ直ぐを、長野ならではのヘッドの入れ方で逆方向に運ばれた。(ひろスポ!・田辺一球)