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2019年07月12日
編集部

大正から昭和、令和へ、高校野球101年…最強の系譜に名を刻む広陵、新時代開幕戦コールド発進、一方で部員が”イレブン”までのチームが11も…

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中井
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広陵、中井哲之監督

 

第101回全国高校野球選手権広島大会が7月12日、開幕した。マツダスタジアムであった開会式では91校90チームが入場行進した。99回大会から参加校は2校減った。

行進にはベンチ入りメンバー以外の3年生部員も全員加わった。女子マネージャーも制服で行進した。これも、高校野球人口が急激に減少する中で、因習にとらわれている場合ではない…という大会関係者、メディアの危機感の表れだろう。

ベンチ入りは20人だが今大会で紅白戦のできる最低人数18人(本当は審判などもっと人数は必要だが…)に達していないチームが29もある。さらにサッカーじゃないが背番号11までしか部員がいないチームが11。黒瀬に至ってはジャスト9人で1年生が6人。こうしたチームはそれぞれ状況は違えどやがて単独チームでの出場は困難になる。

昨年の第100回記念大会で実施する予定だったが、豪雨災害でマツダスタジアムでの開会式が延期されたため今年に持ち越された。

その後、マツダスタジアムで1回戦1試合があり、広陵が西条農に9-0のスコアで快勝、3季連続の夏の甲子園に向け7回コールド発進した。

広陵は150キロ右腕の河野佳(3年)が先発。5回3分の2を投げて無失点。走者を背負っても球の力で押す投球を続け、高目に浮く真っ直ぐは空振り三振を取るには好都合だった。

勝ち上がっていけばそれも致命傷になるだろうが、四球はひとつ。決めるべきところは決める、さすがの投球内容。鉤流大遂(3年)との甲子園バッテリーを打ち込むのはどのチームか?

先制点は三回。無死一塁で河野佳の送りバントは西条農の鍛えられた守備の前に併殺にとられたが、それで終わらないのが広陵。一番の岑 幸之祐がライト線に二塁打してこの1本を突破口に3点。五回に2点を加え、七回の4点で勝負を決めた。

大正時代に創部した広陵は昭和の時代に幾多の名勝負を広島大会で演じ、そして夏の甲子園でも記憶にも記録にも残る戦いを重ねてきた。

100年ずっと変わらない価値と、時代とともに変わりゆく風景…

令和の広陵、次の100年への1年目の幕が上がった…

(ひろスポ!・田辺一球×高校野球取材班)

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