画像は島根スサノオマジックのブースター
島根スサノオマジックを運営する株式会社山陰スポーツネットワーク(島根県松江市学園南1-2-1くにびきメッセ6F)は8月27日、の株式56.5%について、株式会社バンダイナムコエンターテインメント(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮河恭夫)が取得し、「島根スサノオマジック」の運営に参画することが決まった、と発表した。
中国山地を挟んでの広島ドラゴンフライズのライバル、島根スサノオマジックは2018-19シーズンにB1再昇格を決め、2020年には創立10周年を迎える。
だが、クラブ経営の面で「B1昇格」には危うさが付きまとった。B.LEAGUEではJリーグを手本とする「ライセンス制」によってリーグを適性に運営する方策が採用されており、B1で戦うためにはB1ライセンスが必要になる。
しかし島根スサノオマジックは前期まで2期連続の赤字で、3月の初回資格審査では、黒字化の見通しが立っていないとして継続審議となった。そしてチームがB1昇格へ向けての正念場を迎えていた4月の第2回審査で”B1ライセンス滑り込みセーフ”となった経緯がある。
バンダイナムコエンターテインメントは、B.LEAGUEクラブの運営に参画することによって、ゲーム事業からライブやイベントの企画・実施といったエンターテインメント事業への展開にいっそうの弾みがつくことになる。
2018年年12月にNOVAホールディングス株式会社の子会社となった広島ドラゴンフライズも、8月より広島市西区草津新町にオフィスを移転。2019-20シーズンでのB2優勝とB1昇格、さらにはB1での上位定着に向けた経営強化と動員力アップへの仕掛け作りなどを進めている。
なお9月1日には広島県立みよしアリーナで「広島ドラゴンフライズvs島根スサノオマジック」のプレシーズンゲームが開催される。
プレシーズンゲーム詳細は広島ドラゴンフライズオフィシャルサイトで。
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