黒田博樹×新井貴浩は「広告」より売り上げで効果があった!?即売で中国新聞、コンビニに大部数追加搬入(画像説明)
日本新聞協会が9月5日、第39回新聞広告賞を発表した。大賞にはカープリーグ3連覇の礎を築き、「男気」と「カープ家族」を日本中に広めたカープOBの黒田博樹さんの「カープ新井選手引退記念企画”結局、新井は凄かった”」が選出された。
どういう基準で選考されたか調べてはいないが、プロ野球のOBがプロ野球選手の引退に合わせて告知した「広告」が、他のあらゆるジャンルの「広告」よりも優れていたのだから恐れ入る。
この広告が掲載された中国新聞はコンビニなどでも瞬く間に売り切れになった。いったいふたりはどれだけ広島の、ファンの人々の心の中に広がっているのだろうか?
ふたりのプロ野球人生の始まりは決して派手やかなものではなく、ともにいろいろな涙を流してきた。
そしてふたりでリーグ優勝の歓喜の輪の中でも嬉し泣き。そのふたりの野球人生と並行して、広島ではいろいろなことが起っている。
2014年10月、未曾有の土砂災害に襲われた広島市安佐南区の被災地にメジャーリーガー、現役バリバリの黒田博樹さんの姿があった。その当時のことは次の記事でも紹介した。
未曽有の土砂災害からまる2年の広島市、マツダスタジアムでは被災地で瓦礫撤去に汗した黒田博樹が先発、エディオンスタジアム広島では被災家族を激励した森保監督が勝利を目指す(2016年8月20日掲載)
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新井貴浩さんの人となりは最近ではNHK「鶴瓶の家族に乾杯」でも紹介された。
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また、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区 社長:矢嶋弘毅 )が株式会社博報堂DYスポーツマーケティング(本社:東京都港区 社長:岩佐克俊)、 データスタジアム株式会社(本社:東京都港区 社長:加藤善彦)と共同で行なった、 アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」(2018年10月調査)の結果でもベスト5に入っている。
1位:大坂なおみ(テニス)
2位:平野美宇(卓球)
3位:大谷翔平(野球)
4位:田中将大(野球)
5位:新井貴浩(野球)
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広島の多くの人が、全国のカープファンが、ふたりのユニホーム姿を期待して今か今かと待っていることだろう。だが、本当にそれがベストアンサーか?
広島っ子たちの未来を考えた場合、今、広島には様々な課題が山積している。そしていつまでたっても新しい風は吹いてこない。それぞれがテンでバラバラに動いていては広島が良くなるはずもない。
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