画像は天皇杯勝ち上がりのキーマンになりそうな、前列左から松本泰志、松本大弥、荒木隼人、森島司
サンフレッチェ広島は9月17日、天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 Round16(4回戦)に向けて広島市内で前日練習を行った。
対戦相手は同じくJ1の大分トリニータ。
天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 Round16(4回戦)
サンフレッチェ広島vs大分トリニータ
エディオンスタジアム広島で9月18日午後7時キックオフ
入場料金:
指定席(メインスタンド)S席(個席)前売り3,600円、当日4,600円、SA席(ゾーン)前売り2,600円、当日3,600円
自由席(バックスタンド、ゴール裏)一般・前売り1,600円、当日2,100円、高校生・前売り1,100円、当日1,600円、小中学生・前売り900円、当日1,100円
チームはJ1リーグ第26節の横浜F・マリノス戦(アウェー)からこの日で中2日。しかし午後3時からのミーティングも含めて紅白戦、セットプレー、パワープレーの確認など練習メニューは濃密だった。途中、ピッチには城福浩監督の「ノックアウトだよ、勝ちに行くぞ、点を取るぞ!」の声が響いた。
サンフレッチェ広島はJ1リーグ戦で、6月中旬の第15節から8月31日の第25節まで11試合負けなし、の戦いを続けてきた。
しかし9月に入って状況が一変した。
2019JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ、9月4日の準々決勝 第1戦 (アウェー)で北海道コンサドーレ札幌に2-3で敗れ、9月8日にはホームで1-1引き分け。6月に敗退したACLに続き2つ目のカップ戦もその先に進めなかった。
さらに横浜F・マリノス戦にも0-3で敗れて連続無敗の流れもストップした。3失点は今季公式戦ワーストでそれが2度…
サンフレッチェ広島は城福浩監督監督1年目の昨季、この天皇杯を境に”負の連鎖”にはまり込んだ。
昨年9月の天皇杯Round16はアウェーで鹿島アントラーズと対戦、0-0で延長に入り0-2で敗れた。
その3日後、リーグの第28節でガンバ大阪に0-1負け。J1独走態勢に入って苦しい夏場も乗り切りここからというタイミングで失速して、ついにこの日、勝ち点で川崎フロンターレに並ばれ得失点差で2位に後退した。そのまま川崎フロンターレに大逆転優勝を許すことになろうとは…
戦いのステージは違っていても、チーム全体の流れは毎試合の内容と結果で変化する。城福浩監督は一発勝負、ノックダウン方式の大分トリニータ戦を前に次のように語った。
城福浩監督の話
3試合で7失点もしているようでは戦えない。そのためにもう一度ハードワークしようと…。直近ではマリノス戦になりますが、広島をよく見てみろと。堅守と言われるが、まったく守備的じゃないじゃないか、でも見ていない人だけが堅守と言う、でも結果としたら失点が少ない。これが我々にとって最高の褒め言葉。3日間そういう準備をしてきたので我々らしくいい試合がしたい。
去年はここから先、いろんな意味で苦しんだというのもあるので、とにかく天皇杯で優勝したいという思いです。秋のシーズンをほんとに実りのあるものにしたい。去年学んだことも含めて、リーグ戦もまだ(優勝の)可能性があるので、自分たちが残りの試合をすべて充実した形で終わらせるためにも、あしたの試合はすごく大事になります。
天皇杯を勝ち上がり「実りの秋」を目指す城福浩監督
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