現役引退を発表してホームラストゲームを迎える森崎和幸(トップ画像中央)とその練習を見守る城福浩監督(左の後ろ姿)
サンフレッチェ広島は11月23日、広島市内で調整した。翌24日は今季J1リーグホーム最終戦、相手は名古屋グランパスで午後2時エディオンスタジアム広島キックオフ。
クラブ側では「THANK YOU KAZU」イベントとして様々な企画を用意した。
そんなメモリアルデーを意義深いものにするためにも、9月1日のホームでの鹿島アントラーズ戦以来、引き分けひとつを挟み6連敗中のチームの勝利が欠かせない。
ホーム最終戦で勝ち点3を取れば無条件で2位が確定、かつACLプレーオフ枠(J1リーグ戦で2位と3位)を掴むことができる。
翌日に名古屋グランパス戦を控えた森崎和幸の話
今年の状況を考えると、あしたを選手として迎えられるとは思っていなかった。そういった意味では城福監督を始めメディカルスタッフ、用具係りさん、チームメートの助けがあったからこそなので感謝したいです。
どうやって勝利をもぎ取りにいけるか、自分の積み上げてきた経験、あしたの試合も状況に合わせたプレーをしたいなと思いますし、そういうところでは力になれるかと思っているので、試合に出たらそういうところをプレーで示すことができたらいいなと思います。
優勝は逃しましたけど、チームは2位になる可能性が一番高いのでそのためには勝利しないと見えてこない。2位を守るというよりは勝ち取りにいきたいので、そういった気持ちでみんなと勝ちを狙っていきたいと思います。
なお、当日は2万人を超える集客が予想され、森崎和幸も「最後はみなさんと一緒に笑って終わりたい」「多くのサポーターの方に足を運んでもらいたい」と呼びかけている。
サンフレッチェ広島、11月24日(土)2018シーズンホーム最終戦『THANK YOU KAZU』イベント開催
11月24日(土)名古屋グランパス戦では、今シーズン限りで現役を引退する森崎和幸選手への感謝を込め『THANK YOU KAZU』イベントと題し、以下のイベントが開催される。
■森崎和幸 俺たちの誇り20年の軌跡(場外正面スロープ両脇)
初出場は、1999年11月20日J1・2nd第13節のアウェイ・ガンバ大阪戦。サンフレッチェ広島史上初となる高校生での公式戦デビューを飾ったあの日から20年。その足跡を振り返る写真を用いたパネルを設置。
■KAZUサンクスビッグパネル(場外メインおまつり広場)
『8』番の後ろ姿にたくさんの感動と勇気をもらってきたことに感謝、森崎和幸選手の後ろ姿をモチーフとしたビッグパネルを設置。撮影スポットに!
■歴代着用ユニフォーム展示(場外メインおまつり広場)
実際に着用した歴代ユニフォームの数々を展示。
■サンクスメッセージパネル配布(入場時に配布)
サポーターから森崎和幸選手へのメッセージ、そして内面には森崎和幸選手から皆さんへのメッセージが入ったパネルを入場時に配布。試合終了後に引退セレモニーで掲げ、『ありがとう』の気持ちと、これから始まる新たな人生へのキックオフにエールを!
先着25,000名 (※ビジターゲートでの配布はしない)
■#(ハッシュタグ)カズ
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