サンフレッチェ広島 久保允誉会長「いろいろ課題はたくさんありますけど、2024年の開幕に何とか間に合えば…」
サンフレッチェ広島は12月9日、広島市中区のホテルで「株主・パートナー・企業様 感謝の夕べ」を開催、およそ400人が参加した。
会に先立ち、サンフレッチェ広島の久保允誉会長、湯崎英彦知事、松井一実市長があいさつした。
その中で、新サッカースタジアムについて触れられた部分は次のとおり。
久保允誉会長「サッカースタジアムでは、2024年の2月に完成という報道が流れて、募金を行いました。4週間で1億2000万集まりました。現在1億6000万の寄付をいただいております。みなさんのサッカースタジアムに向けた強い思いを感じておりますので、いろいろ課題はたくさんありますけど、2024年の開幕に何とか間に合えばというふうには思っております。みなさんのますますのご支援をいただきたいと思っております」
湯崎英彦知事「来年また、それこそスタジアムの建設に向けて、広島が盛り上がるように頑張っていただければと思います」
松井一実市長「そして新しいサッカースタジアム。先ほどありましたように多くの方の気持ちが募った1億円を超える寄付の申し出をいただいております。これを確実に進めて新しいスタジアム建設に向けて歩み出したというふうに思っております。ファンの方に満足いただける、そして多くの方がサッカーを通じて、先ほど申し上げたとおり平和を感じていただける、そんな取り組みにまい進していきたいと思っております」
久保允誉会長の「いろいろ課題はたくさんありますけど、2024年の開幕に何とか間に合えばというふうには思っております」という部分…「何とか」とあるのは具合的な障壁についてなのか、まだロードマップも出ていない新スタジアム建設の今後を考えてのものなのか…
湯崎英彦知事は約4分、スピーチしたがスタジアム関連はこのひと言だけ。「広島みなと公園が優位」と連呼したいた一時期と比べて、異常なほど冷めたように思える。せっかく建設場所も決まりこれから、という時にどういうことなのか?
松井一実市長は過去の「感謝する会」でのあいさつと比べて一番具体的な内容となった。
ただ、湯崎知事も松井市長も「2024年の開幕に向けて」とは言っていない…
ひろスタ!特命取材班