お母さんと、前後にお子さんふたり、これじゃコロナ決死隊いうより”トリプルファイター”…マツダスタジアムの植栽の前で
ひろスポ!では2月12日に次の記事をアップした。
日本一早い?佐々岡カープの開幕スタメン予想!一番野間、三番西川、五番松山と左が続き七番は…
hirospo.com/pickup/63476.html
記事の中にこう記してある。
一番レフト野間峻祥
二番セカンド菊池涼介
三番センター西川龍馬
四番ライト鈴木誠也
五番ファースト松山竜平
六番キャッチャー曾澤翼
七番サード田中広輔
八番ショート小園海斗
九番ピッチャー大瀬良大地
ジグザク打線。あえてサードは田中とした。日南ではまったくサードの練習はしていない。小園とショートでガチンコ対決となっている。
外国人選手ゼロ。それにはワケがある。2月12日の時点で、新外国人ピレラ内野手の打力が怪しげだったこと、小園内野手は私が監督!?なら絶対にスタメンで使いたかったこと、田中内野手のガッツを形にしたかったこと、松山選手が日南初日からすこぶる振れていたこと…
だが松山選手はリタイアした。そのせいで西川外野手が今、五番を試されている。
さて、ひろスポ!では、マツダスタジアムでの抽選券配布における県内新型コロナウイルスの感染拡大のシミュレーションを日本一早く行うことにする。
無論、こんなもんは、外れた方がいいに決まっている。
球団側の発表では約4万6000枚を配布したという。用意されていたのは25万枚程度。予想は大外れだった。
昨年は配布初の試みで「2万人」と球団側は予想して一説によると5万人来たという。
ひろスポ!では2月1日以降、カープ人気の下降傾向について触れてきたが、それが証明されたことになるのか、あるいは冷静なファンがマツダスタジアム来場を避けたのか?昨年は平日の月曜日、今回は日曜。
昨年は約4万枚が配られ今回は約4万6000枚…
さて、同じ4万から5万人の来場者でも、昨年と今年では明らかに”客層”が違った。
昨年は「高校生以上」の条件があったのに、今年はなし。昨年は「広島中の年寄りがマツダスタジアムに来ている」の声も上がっていたが、今年は当然ながら家族連れ、子ども連れの姿が目立った。
新型コロナウイルス。そもそもコロナウイルスは子どもへの感染力が速く広範囲なのだという。
すでに国内では学校関係者の新型コロナ感染が明らかになり、対応を迫られている。
2月23日午後7時現在、広島県内感染者ゼロ。
でも、もしもきょうマツダスタジアムに足を運んだ教育関係者から感染者が出れば、その学校なり組織は当分、大変なことになる。
マツダスタジアムには抽選券を求めて県外から多数の人が来た(来てしまった)。東京のドコモdメニューニュースアクセスランキング1位がひろスポ!が配信したマツダスタジアム×新型コロナ関連のニュースなのも、そのせいだろう。
すでに新型コロナ発生の”色付き”の都道府県からマツダスタジアムにやってきたファンの中に、感染者が紛れている可能性は否定できない。
そうなるとJR広島駅を中心とする(広島空港はあの調子だから大きな脅威ではないかも?)交通機関、タクシー、電車、バスなどは危ない。せっかく広島まで来たのだから宮島へ…などいろいろな動きが考えられる。
次に徒歩や自転車での移動の場合は、カープ球団の言う「2メートル」ルールが守られていない(すでにひろスポ!で紹介済)から、いつどんな形で感染するか?そんなことはあり得ない、というのならそれでいい。専門家は2月23日のマツダスタジアムの一日をどう見るだろうか?
ただ、マツダスタジアム周辺のコンビニなど、人が集まる場所にはそれなりの危険が潜んでいる、と考えた方がいいのではないか?そんなことを考え始めると、100円コーヒーも飲めなくなってしまうけれども…
もっとわかりやすいのが、抽選券を配布した側の人たちの今後がどうなっていくか?である。
関係者の中には「昨年は、警備員の数を球団側が削って大変なことになった」と証言する者がいる。事実かどうかは別にして、昨年は本当に警備員の数が少なかった。そのため踏切事故の恐れまで出て、JR西日本の関係者が急遽、踏切の交通整理に当たり、警察が駆けずりまわっていた。
今年は「サンフレッチェ広島の開幕戦も重なるので、もう一カ月前から、アルバイトスタッフにもできれば出席するようにと通達がった」(関係者)という。その甲斐あって人数の確保ができた。担当部署によっては警備員が余るほどだった。警備員100人体制とも報じらている。その「100人」は、そのまま何等かの危険性にさらされたことになる。
それはマツダスタジアムとその周辺で様々な業務に当たった全員に当てはまる。
もしも当日の準備に追われて免疫力が低下した球団スタッフ、アルバイトの中から新型コロナ感染者が出たら洒落にならない。すでにひろスポ!では報じたが「やはりあの階段は天国へ…」などということになったら最悪だ。
ひろスポ!にはすでに2月23日当日の画像が複数、アップされているが、それはその様子をなるべく多角的にとらえておいた方がいいのでは?という考えからだ。
話を最初の方に戻すと、今回は年齢制限がなかったためか、乳母車まで動員?されていた。乳母車を押して行列の中を延々歩く…
それは、別にコロナ云々でなくとも、やらない方がよくはないか?
だが、乳母車で抽選券が、もう一枚ついてくる。
「コロナ決死隊」のネーミングはそんな皮肉も込めてのもの、である。
ひろスタ特命取材班