トップ画像は3月1日の公式入場券発売に向けて、マツダスタジアム正面に掲げられた注意事項、「2メートル離れて屋外に待機…」とある、まだ日が暮れると冷え込むのに…
「やっぱり強行するんですね」
「広島強行カープ!」
ひろスポ!に届いたメールだ。
広島東洋カープは2月28日午前に、2月23日にマツダスタジアムで配布した、およそ4万6000枚の抽選券の抽選結果を発表した。
結果は球団HPとマツダスタジアムに掲示された。
それによると午前9時30分から最初のグループが窓口に並び、最後のグループは午後8時からとなっている。
寒空の下、体調管理面での不安がつきまとう。
抽選券配布時(2月23日)にはマツダスタジアムで東京、大阪、福岡から来たファンの存在を確認した。その人たちが当選しているかどうかはわからない。当選していれば”危険を冒して”また広島まで来るのだろうか?
球団側では、新型コロナウイルス対策も同時に掲示しているが、どこまで徹底できるのだろうか?
昨年はひとりが500万円以上も買い込むため、あとからのグループは何時間もマツダスタジアム前のスペースなどで待たされることとなった。
今年の当選者は昨年の約半分の1200人。ひとりあたりの購入枚数はさらに増えることが予想される。当選者に周りの者が頼むからだ。
広島市では国の動きに合わせて2月29日から3月15日まで、原爆資料館や広島城などの休館や区のスポーツセンターなどにあるトレーニング室10か所の使用停止を2月27日に発表した。
この件について広島市役所行政経営課に電話で聞いた。答えは次のようなものだった。
「市役所に新型コロナウイルス専門のセクションはありません。ここでは公共施設の今後をどうするか、ということをやっています。市のそれぞれの部署で今回の休館などを決めています。マツダスタジアムの入場券販売?それはカープ球団さんのやることなので…」
また、マツダスタジアムを所轄する都市整備局 都市機能調整部 広島駅周辺地区整備担当にも電話で聞いた。「マツダスタジアムでの3月1日の入場券販売、マツダスタジアムが休まないことに、新型コロナウイルス対策で問題ないのですか」と…答えは…
「広島市の施設全部が休館というのでしたら、マツダスタジアムもそうですが、スポ―ツセンターもトレーニング室だけで、その他施設はそのまま使用できますし、ちょっと把握しきれていませんが広島広域公園なんかはそのまま使用できるはずです」
予想どおりのお答えなので、それについては別に何もない。
ただ、こうして残しておくことが大事…なのである。
ひろスタ特命取材班
追加記事)
マツダスタジアムの当選者発表ボード。どこにあるのかわからない、見方がわかならい、という年配の方が複数いた。職員も誰もいない。
抽選券の「組」番号で当たり、ハズレが決まる。抽選券にある「組」番号は0番からになっている。例え1000番でも01000組と表示されている。あるご婦人は自分の抽選券を見て「組を見るんですか?ありゃわたしゃ0から始まっとる、ハズレじゃ…」と言って帰ろうとした。
掲示された当選場号は仮に1000番なら1000組としか書いてない。やはり細かな配慮が必要だ。
ひろスタ特命取材班でこのご婦人はフォローはしたが、年配者では似たような話はたくさんあるだろう。元気で頭の冴えたファンだけがファンではない。市民球団ならやはり担当者ひとり、そういう配慮は必要だろう。
ひろスタ特命取材班
当選番号を確認するファン
午前10時から午後8時まで、ビッシリハードなスケジュール、おそらくオンタイムではさばけない、1日最後のファンが何時に購入するか見届けたい
当選番号は組ふた桁から4桁
しかし抽選券は「0」が頭につき”一見”わかりづらい
速い、深いカープ情報
ひろスポ!と連携、さらに深くカープナインとマツダスタジアムの365日に迫る「田辺一球広島魂」2000年10月から毎日更新、全国のカープファン愛読