カープ3連覇の緒方孝市前監督、退任会見から5カ月休養でニッカン評論家に

画像はキャンプ地（日南）に飾られた緒方前監督の栄光のシーン、だが、緒方前監督の姿は残念ながらキャンプ地にはなかった

広島をリーグ３連覇に導いた緒方孝市前監督が日刊スポーツ評論家として活動を再開する。

４月13日付の同紙が伝えた。広島版で一面記事になっている。ヤフーニュース配信分も午前５時にアップされた。

２０１９年10月１日。チームを四半世紀ぶりのリーグ優勝に導き、さらに３連覇で金字塔を築き上げた名指揮官の、その退任会見は極めて特殊なものだった。

マイクの前で、ファンへのメッセージはわずか３分20秒。質問も受けつけず一方的に「ありがとうございました」と頭を下げて会場を後にした。

最近では、安倍首相や菅官房長官とメディア側との対峙や、予め質疑応答の段取りを決める手法が物議を醸しているが、この時の監督会見も通常のものとはかけ離れていた。

さらに不思議なのは、それ以来、広島ローカルにおいて、新聞にもテレビ・ラジオの映像や音声でも緒方前監督の肉声がただの一度たりとも取り上げられなかった（ひろスタ特命取材班の知る限り）ことだ。

もちろん２月の日南、沖縄キャンプに緒方前監督が姿を見せることはなかった。こうしたケースは極めて珍しい。

一方で、媒体の中には緒方前監督と番記者との不仲を指摘するものが複数あった。その中には日刊スポーツのある記者と”だけ”親しくグラウンドで会話していることに疑問を投げかけるものもあったが”結果的”にはそのとおりになった。

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