初回の2点が重くのしかかる…(画像)
9月27日 ●1-3 DeNA マツダスタジアム
通算31勝44敗8分け(M24の巨人まで20差に開き、5位は変わらず)
13時30分開始・2時間54分、1万5268人
相手先発 大貫〇6回3分の2、3安打1失点
本塁打 松山5号①
抹消 正隨
登録 曾澤
一番センター野間
二番ショート田中広
三番レフトピレラ
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー磯村
七番サードメヒア
八番セカンド菊池
九番ピッチャー中村祐(2試合2敗)6回97球6安打2失点(自責2)
ケムナ
塹江
広島打線は前回9月5日のマツダスタジアムで初完投勝利をプレゼントした大貫を打てず六回を終わってわずか2安打。七回二死から松山の5号ソロで意地を見せたものの、その後もDeNAの継投策にかわされた。対DeNA戦は2年連続負け越しが決まり、借金は最大の13に膨らんだ。
広島先発の中村祐は初回、先頭の梶谷を2球で追い込みながら7球目を右中間スタンドに運ばれると、続くソトも2ストライクナッシングから1球ボールのあとのカーブを左翼フェンス直撃二塁打にされ、さらに三番オースティンには1ストライクナッシングから、ライト鈴木誠がフェンスに体を預けてキャッチする大きな右飛を打たれた。
これで一死三塁となり佐野のニゴロで2点目を失った。
先週日曜日の神宮球場でやはり2ストライクを奪ったあと濱田、青木、山田に3連続ソロを浴びた時とそっくりの内容。ただ、足がつって4回3分の2、80球3失点降板だった前回よりは半歩前進、6回97球2失点でまとめることができた。
とはいえ、もし来週日曜も投げるとなると舞台は再び神宮球場。”最下位争い”直接対決の場でヤクルト打線を抑えるには相当の覚悟が必要だ。
ろころでこの日、二軍調整を終えた曾澤がベンチに戻ってきた。その二軍もこの日、コロナ騒動で2試合中止になっていたオリックス戦(由宇練習場)に臨み2対6で敗れた。一軍も苦しい状況が続くが、二軍はさらに深刻で連敗は12まで伸びて借金16となりウエスタン・リーグ最下位迷走中。
5位ヤクルトに0・5差とされている一軍はせめて5位死守…チームとして残された目標はどんどん寂しいものになりつつある。(ひろスポ!・田辺一球)