画像は東京ドーム
10月15日 △5-5(延長10回) 巨人 東京ドーム
通算40勝49敗10分け(M8の巨人まで18・5差の5位)
18時開始・4時間5分、1万6411人
相手先発 サンチェス5回3分の1、9安打5失点
本塁打 松山8号②
一番レフト宇草
二番ショート田中広
三番ライト誠也
四番ファースト松山
五番センター西川
六番キャッチャー曾澤
七番サード堂林
八番セカンド菊池涼
九番ピッチャー野村2回33球1安打1失点(自責1)
高橋樹
中田
中村恭H
ケムナH
塹江H
フランスア
広島は先発の野村がナゾの2回降板。しかし二番手の高橋樹(4失点)のあとを受けた中田以下、5投手の無失点リレーで引き分けに持ち込んだ。
打っては五回、巨人先発のサンチェスから田中広の適時打と松山の一発で計4点で試合を振り出しに戻した。
これが東京ドームシーズン最終戦。優勝争いだったらスタンドに詰めかけたカープファンも盛り上がっただろうに…
それにしても引き分け10は多すぎる。
コロナ特例ルールで、延長10回打ち切りではあっても、他の11球団の引き分け数の平均は4・5だから倍以上の計算だ。
それは勝負弱いことの裏返しでもある。
無理を承知で言うなら引き分けじゃなくて1点差でもいいから全部勝っていれば借金9じゃなくて貯金1だ。
やるのは選手。選手の技術指導はコーチ。チーム全体の統括は監督。佐々岡監督に関して「マネジメント力において疑問」の声があるのは確かで、そこは1年目の反省材料だろう。
一方の巨人ベンチ。原監督以下、コーチ陣の動きを見ているといろいろ感じるところもある。
ただし、けっきょくチーム力を左右するのはチームリーダーの統率力。巨人で言えば選手会長の菅野や、2000本安打カウントダウン中の主将の坂本や、”ひとりリーグ5連覇”当確の丸の存在…
丸の放出を決めた時、広島球団はこの一番大事な問題をどう考えていたのだろうか?(ひろスポ!・田辺一球)