画像は「満員御礼」の広島グリーンアリーナ
広島ドラゴンフライズは3月6日、札幌市豊平区の北海きたえーるでレバンガ北海道と対戦する。相手は東地区最下位のレバンガ北海道。前節まで10勝29敗、勝率・256。ホームでも5勝15敗。
広島ドラゴンフライズは前節で連敗を8で止め、尺野将太ヘッドコーチ新体制3戦目で初勝利。やっと6勝34敗、勝率・150で当然ながら西地区最下位ひとり旅…
だが、ここにきて広島ドラゴンフライズはBリーグ首位にも浮上した!
2月27日、28日の土曜日曜に広島グリーンアリーナ初開催となった千葉ジェッツ戦の入場者数は3,199人と3,455人。
実は入場制限のかかる2020-21シーズンのB1リーグ戦ではまだ3,000人越えのゲームなし。この2試合が会心のトップ2となった。
B1挑戦に当たって広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉社長は2020年10月、ひろスポ!の取材に対して次のように語っている。それが現実となったかっこう。
「入場制限あり、は裏を返せば千葉、栃木、川崎、琉球などこれまで入場者数が多かったところと我々はキャパ的には変わらなくなるということです。よって我々の努力とチームの活躍によってフルハウスの状況が続けば、そうしたところと肩を並べることになります」
むろんこれは簡単なことではない。”新規参入”でしかも広島という地方クラブが歴史的にも市場的にも遥かに格上の”強豪”を凌ぐには、クラブ関係者や地元の努力、協力、端的に言うなら「広島力」が欠かせない。
この快記録は当然ながらコートに立つ12人にも大きな勇気を与える。
広島ドラゴンフライズのB1挑戦1年目は、この先を揺るぎないものとするための大事な時間になる。
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(2020年10月14日掲載)