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2021年03月28日
ちゃこ

V.LEAGUE最終週の長野で思うこと…「守備こそが最大の攻撃」~ちゃこのVプレミアレポート

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唐川
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    飛翔会

  • 2

    ダグ

  • レッドヘルメット

画像は唐川選手のナイスレシーブ

2020-2021V.LEAGUE Division1 MENレギュラーラウンド
最終週・第35戦(全18週・36試合)
2021年3月27日 土曜日、長野県松本市・松本市総合体育館
vs  VC長野トライデンツ(全4対戦。2勝0敗)

 

日本アルプス
宿泊したホテルから日本アルプスの山々を望む

今回の会場となった松本市総合体育館
今回の会場となった松本市総合体育館

 

残り2試合時点で、15勝19敗。7位。ここまで勝利することに苦悩するJTを見るのは、前回負け越した2016-2017シーズン以来、かもしれない。

監督が変わった。

故障者が続出した。

シーズン通して新型コロナウィルス感染症に気を使い続けなければならなかった。

行動範囲を規制されたり、相手チームの感染状態によってはJTチームも濃厚接触者とされて、練習や練習前後の外出、家族との時間、友人との時間も奪われただろう。

広島を本拠地とするJTは、移動距離や時間が長いため、この規制下ではストレスも多かっただろう。

私らファンも、声を出しての応援を禁止され、自作の横断幕を持ち込むことを禁止され、サイン会などでの選手との交流の機会もなくなり、県を跨ぐ応援には最大限の注意を払い移動するか諦めてオンライン応援し…今までにない緊張の連続だった。

VC長野も、現在9位。10位の大分三好との勝ち数差は1しかなく、今日明日のJT戦の結果と大分三好の試合結果によれば、V2ヴォレアス北海道との入れ替え戦に臨まなくてはならなくなる、ということもあって、松本市のホームゲーム弱冠応援のヴォルテージ高め(当たり前か)。

でも、JTの緑色の応援団も、結構現地に来てましたよー!音が響いてましたー!

 

さぁさぁ!Vリーグレギュラーラウンドの最終週ですよ!試合はどうなった?!

 

27-25
25-20
25-19

 

スターティングメンバー
OH:山本将平キャプテン、陳建禎
MB:小野寺、安永(『ヤス!お誕生日おめでとう!』)
OP:エドガートーマス
S:金子
L:唐川

ほとんどノーマーク状態でエドガー選手のスパイクが決まる
ほとんどノーマーク状態でエドガー選手のスパイクが決まる

こぼれ球を必死でカバーする山本選手
こぼれ球を必死でカバーする山本選手

第1セットはセットポイント取られたところからデュースにして、その後は先攻して、勝ちきり!第3セットは巻き返しを狙った長野にリードされる展開からの逆転勝ち!

…しかし。

こんなに「トム祭り」をする必要があったのかね〜金子くん。かなり被ブロックあってましたし。でも、トム自体は、前衛でブロックをバチバチキメまくってガッツポーズ!でしたけどね。

つうか。

これまでこんなに金子くんがセッターとして連続で起用されることはなかったから、急に出てきては、おっかなびっくりセットしてる感じがあったり、アセアセしてドリってみたり、と、そんな場面ばかりが目についていたんですけど。

今日改めてゲームを通して金子くんを見ていて、勝ち気、つうか、気が強っ!!って、思いましたね。アタッカー気質と言いますか。これは、独特の感じかもしれない。

彼を活かす、には、精度のバリ高いレセプションを返す(彼が前衛の時にはいつでもツーが打っていける精度)、か、OP位置の人がどうにかするか、だなぁ。来年度以降が楽しみです。

 

今日の試合。地元の「圧力」に近い応援団の力を跳ね返して逆転出来たのは、単に、『サーブで攻めることをやめない』ということ、『レセプションをしっかり返す』ということ、という、ホントに、基本中の基本だったなぁ、と思う。

「攻撃は最大の防御」とよく言われるけど、バレーボールに至っては、それ、逆だと思うんですよ。「守備こそが最大の攻撃」。床にボールを落とすことは許されなくて、殆どが空中戦。ボールを最後まで落とさなかった方が勝つんです。

猫田さんのトスはよく「辛抱強く、決めるまで打たせた」とか評価されるけど、それって、上げ続けるだけラリーが続いてなくっちゃ出来ないことじゃないですか。ラリーを制するものが勝者、ですけど、そも、ラリーを続けるには、被ブロックの時にもネット下でナイスレシーブをしたり、ワンチのボールを丁寧に上げたり、ブロックとの関係をしっかり敷いたトータルディフェンスとか、トランジションアタックを決めていく、ことが必要。

要するに、「質」の問題なんです。

小手先で、キャッチ紛い攻撃をしたり、スクリーン反則をしてみたり、ということなし、の、正々堂々、威風堂々、で勝つ!ということ。それが「世界基準」ということだし、「バレーボールは面白い!」と伝えることになると思うんですよ。

『ヌガペる』ことが凄いのではなくて、その後得点を決める、ということが大事、ということです。あれをやった時に決められなかったら、その後の、コートの中はリスクの方が高い。派手な一手よりも、チームプレー。それがバレーボールなんだと思います。

 

チームとしての成熟を見せてくれている、我らがJTサンダーズ広島。ファイナル3進出はならなかったため、Vリーグの試合は明日が最終戦(4/30〜5/5まで黒鷲旗があるので、まだシーズンは終わってないけど)。気持ちよく、勝利して、黒鷲旗に臨もう!!!

頑張れ!JTサンダーズ広島!

うちらファンも一緒に最後まで戦うよ!!(ちゃこ)

JTサンダーズ広島
16勝目を挙げ、背番号16番の西選手を中心に記念写真

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