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2021年04月18日
編集部

福山シティFC、2年連続広島王座と天皇杯出場権獲得、SRC広島は早すぎる失点が誤算

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福山シティFC
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  • レッドヘルメット

MIKASA CUP 全広島サッカー選手権大会決勝 兼 天皇杯JFA第101回全日本サッカー選手権大会広島県代表決定戦(主催・広島県サッカー協会など)決勝戦
4月18日午後1時キックオフ、広島広域公園第一球技場

3年連続で福山シティFCとSRC広島が激突した決勝は4-1で福山シティFCが快勝。2年連続の天皇杯出場を決めた。

SRC広島は2016年度から2018年度まで大会3連覇を果たし、さらに2019年度も1-0のスコアで福山シティFCの挑戦を退け4連覇のあと昨年、1-3で敗れて広島王者の座を奪われていた。それだけに今年こそは、の思いが強かったはずだが、ほぼ勝負の行方が決まった4点ビハインドの後半27分にFW仁井野 巧のゴールで意地を見せるのが精いっぱいだった。

SRC広島の誤算は、早い時間帯に失点したことだろう。仁井野 巧とMF大堀亮之介を前線に残して、あとは両ウイングと最終ラインの3人でワイドに守りつつ中盤の3人が”出てくる相手”をマークを徹底する陣形を敷いた。

ところが福山シティFCは最初の10分間でボールを回しながら、様子を窺うと前半11分に左サイドから崩しにかかり、上がり目に張っていたダブルボランチの曽我大地が絶妙の浮き球を縦に送り込み、最後は厳しいマークにあいながらも右サイドバックの帷 智行が左足でねじ込んだ。

福山シティFCは両サイドバックが自在に高い位置まで上がり、ふたりに連動して高橋大樹と隅田航の両MFも相手ゴールに迫った。さらにFW藤井敦仁と昨年の決勝で2点目を決めたMF田口駿が中央付近でバランスを取りながらシュートチャンスを狙うという多彩な攻撃パターン。SRC広島は十分にその動きを研究した上でのシステムを決勝の舞台に持ち込んだはずだったが、対応しきれなかった。

前半37分、田口 駿のPKで2-0とした福山シティFCは後半7分、ドリブルからの高橋大樹のゴールで3-0とすると、その後は選手交代を繰り返した。

さらに後半21分には高橋大樹のアシストで途中出場のMF太田泰河がゴール。無観客Vの昨年からの”宿題”となっていたリアル空間での優勝の瞬間を、備後各地からスタンドに詰めかけた多くのサポーターにプレゼントした。

 

福山シティFC、小谷野拓夢監督の話

チームとして成長している姿がしっかりと確認できましたし、落ち着いてゲーム運びができるというところでは昨年より成長した姿を見せれたのかなと感じています。

-昨年の天皇杯は準々決勝敗退、今回はどんな大会にしたいですか

昨年果たせなかったJクラブ撃破を必ず果たせるようにチーム一丸となって取り組みたい。今シーズン新加入選手は10人、競争力も高まっていますのでもう一度チームのこそ上げをしたいと思います。

-サポーターがたくさん!

自分が福山に来た時には福山シティFCを知っている人がほとんどいなかった中で自分たちの地域貢献活動や試合で結果を残すことを通してこれだけのファン、サポーターの方々に応援してもらえるっていうのは、感謝の言葉しか出ないです。

※小谷野監督の就任決定は2019年12月8日

福山シティFC
記念撮影、手前2列目の中腰姿が小谷野監督、全れる中央付近の背広姿でポーズを決めるのは枝広直幹 福山市長

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(2020年12月23日掲載)

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